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重賞展望


今週末の重賞はスプリンターズSとシリウスSの2つでいよいよ秋のGⅠスタート。そして日本馬4頭が出走する凱旋門賞も楽しみ!

【スプリンターズS】異例の後傾ラップになった17年を除いた18~21年は前半3F33秒前後で後半3Fは34~5秒とこのコースらしいスピードの持続力勝負。時計のかかる外差し馬場やった20年、稍重やった18年以外は1分7秒台で野芝オンリーの時期らしい高速決着。その外有利やった20年以外で二桁馬番からの馬券絡みは先行したレシステンシア1頭のみで基本は高速決着に対応出来る内枠・好位~中団から運べる馬から選ぶのが正解かなと。今年の出走予定馬を見ると逃げ馬と呼べるようなタイプはテイエムスパーダくらいでファストフォースはスタートが遅いしレイハリアも函館SS以外は執拗に逃げ馬に絡むようなレースはしてへんから恐らく極端なハイペースにはならへんかな。馬場が乾いた時にどれくらいの時計が出るかはわからんけど、33.2-34.0くらいのイメージ。血統ではミスプロ系が特注でダンチヒ、ストームキャットといったスピード型ノーザンダンサー系も目立つ。

メイケイエールは今でも気性以外はスプリンターではないと思ってるけど前走の勝ち方は明らかに一段上の馬になったと感じさせる内容で時計も超高速馬場とは言えへんかったことを考えればかなり優秀。中山適性が高いとは思わんけど、今の低レベルなスプリント界を考えれば極端な外枠でも引かん限りは好走しそう。ナムラクレアも斤量50キロやった函館SSを除けばテンの速い流れのレースでは中団からのレースになってるし本質的には千四ベストな感もあるけど、千二でも崩れてへんし大きな割り引き材料はないかな。ただメイケイエールと比べるとスケール感では劣るから勝ち切るには斤量差や器用さ、枠で埋めたいところ。シュネルマイスターは胴の詰まった体型から短い距離に向いてるように見えるけど、マイル以下のレースに出走するのは初。マイル戦でも差す競馬をしてることからも普通に考えればこの距離では後ろからになるからね。今の馬場を考えれば後方から外回して届くようなイメージもないし、ここを使うのもマイルCSへの叩き台といった感じで1週前追い切りでの横山武史騎手のコメントも慎重。買いたい材料は少ない。ナランフレグは高松宮記念は内有利の馬場+前崩れの展開で奇跡的に進路が開いたように言ってみればハマったレースで再現性はほぼない。中山適性が高いとも思えへんし積極的に買いたいとは思わん。タイセイビジョンは内を突く競馬が出来るのは良いけど川田騎手から福永騎手に乗り替わってそれが出来るかどうか。その他ではまずはヴェントヴォーチェ。前半急がせると良くないタイプやからそこまで速い流れになりそうにないのは良い。同コースを好時計で勝ってるのも評価出来る。穴っぽいところからはざっくり言うとこの距離なら緩い流れの方が良くて内枠を利することのできる馬。ダイアトニック、トゥラヴェスーラ、ジャンダルム、ウインマーベルあたりから内枠を引けた馬は押さえておきたい。





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