条件は、やっぱり3つ(笑)
- カテゴリ:日記
- 2022/09/26 09:59:26
昨日のブログ、大変多くの方から
コメントいただきました。
ありがとうございますーヽ(^o^)丿
ざっくりした大ざっぱな実験で
いい加減にやっても効果があるというのが
良かったのでしょうか(笑)
さて、その中で「60度のお湯」というのが
ポイントであるというのは皆さんお判りでしょうが
どうやって「60度のお湯」を作るかというご質問が。
これはホントにいい加減な実験ですので
ざっとした考え方とやり方をしております。
沸騰した100度のお湯で1分でも構わないのですが
それよりは低くて、お風呂に入る温度としては高め。
手を入れたら「あつっっ」という感じ。
さて100度のお湯と0度の水を
同量ずついれたら何度になるでしょう?
50度というのがお分かりになりますね。
実際に私たちが使う水道水が0度ということは
まずないと思います。
ま、長野の山奥のように冬場に
蛇口が凍るというのは想定外とする(笑)
たいてい10度以上と思うんですよね。
当然、100度のお湯を同量入れれば
50度よりは高いはず。
計算したい人はやってください♪
で、めざす温度は60度以上ですが
このへんもアバウトでございます。
58度だといけないとか、61度じゃ高すぎるとか
そんなことはない(たぶん
というのも生命というのは
「温度」「水分」「養分」で増殖します。
火が燃えるのと同じように
この3つのうちの1つが繁殖条件を
満たしていないと増えません。
「温度」ですと「低すぎる」「高すぎる」。
「水分」ですと「少なすぎる」。
「養分」だと「少なすぎる」。
一番コントロールしやすいのが「温度」でしょうね。
だから冷蔵庫に入れたり冷凍したり。
温度を下げることができなかった時代は
熱して滅菌殺菌ですよねー。
感染症などの病原体やウィルスの増殖による
病気で体温が上がるのは、温度を上げて
ギリギリの戦いをしているわけです。
スズメバチに襲われた日本ミツバチが
ハチ玉となってスズメバチを熱死させるイメージですね。
スズメバチの耐えられない温度で
日本ミツバチばギリギリ生き延びれる温度。
まあそんなわけで、モナクセラ菌などの
いわゆる「雑菌」は60度1分の加熱でほぼ死滅。
多少の温度の高い低いは誤差(笑)
お風呂の温度まで下げちゃうと
さすがにちょっと・・・。
あの温度が好きな菌も多いんです。
ヨーグルトなんかも、そうですしねー。
ということをざっくり考えて
てきとーなやり方をしております♪
上手くいかなくても、匂いが発生するくらいで
命に別状はなかろう。
口に入れるものに関しては
もうちょっと慎重な対応をする必要が
あると思いますけどねー。
まだダラダラ書きたい気もしますが
今日はこの辺で♪
<昨夜のわたし>
珍百景、ポツンと一軒家。
いつもの日曜の夜(笑)
さあ今日の一冊
とよさきかんじ「街なか 葉めくり 虫さんぽ」
「てすりの虫」に続く、街中の昆虫たちの本♪
この毛虫が羽化するとこれになるのか・・・
みたいな発見があるかも(笑)
お湯が多ければ当然それだけ温度は上がるという
常識的な感覚さえあれば大丈夫です。研究してるわけじゃないから
細かいことは気にするなーヽ(^o^)丿
私はザックリ派で60度を目指します。
乾きにくくて生乾きになりやすそうなものだけ
セレクトしてみるのもいいかもしれませんね。
先ほど、昨日の日記のお返事見てきました!
なるほど、バケツなどにお湯を入れて、
一分浸してから洗濯機へ投入するわけですね!
今度、時間に余裕がある時にぜひやってみたいです^^!
温度は「手を入れたら、あっつ!」くらいの温度ですね♪
分かりやすいです♪^^
理科は実用と単純を好みます♪
特に問題文中などで指定された場合を除いて
あまり複雑にしない方がいいと思います。真面目な女子の
生徒が時々、「なぜそんな解きかたをするのか?」という複雑怪奇な
思考を見せてくれたことがありましたが、「こうやった方が簡単だと思う」
という指導で目からうろこを落としてくれた時は、大変うれしかった(笑)
華氏温度なら換算が必要です。
まず、絶対温度に換算します。0℃=273.15 K, 100℃=373.15 K
同量の、273.15 Kの水と373.15 Kの水を用意して撹拌すると、323.15 Kの水になります。これが50℃の水です。
応用
0℃の水と100℃の水を撹拌して60℃の水を作りたい場合、容量比をいくらにすれば60℃の水が作れるでしょうか?
簡略化のため、0℃の比重と100℃の比重を同じとします。(厳密には違います。)
273.15 x + 373.15 y = 333.15
x + y = 1
を連立させて、解きます。
x = 0.4 y = 0.6
こたえ 0℃の水4割、100℃の水6割の容量であれば概ね60℃の水ができます。
適した温度ではないですからねー(^▽^;)
SFの世界などでも「極低温」「極高温」の環境の
知的生命を扱ったものもありますし。火星に生命がいるとしても
地球と同じ環境では生き延びられないものも多いかもしれませんね。
ルーラシップさん>シャワーですと体に届くまでに温度が下がるのと
量が少ないことで適温に感じるのでしょうね♪
特殊な場所でしか生きられない菌は、なんらかの共生をしている可能性が高いですね。
ピロリ菌は多くの哺乳類が保菌していますが、人間のピロリ菌と他の動物のピロリ菌はまったく違う進化をしていて、他の動物のピロリ菌は人間の胃の中では生きられないとか。アメリカとスイスの研究チームがピロリ菌はアレルギー反応を抑える働きがあることを見つけて絶賛研究中らしいです。
身近にはいない菌ですよねー。「繁殖」する条件なので
「休眠中」は除外♪ゼロにすることを目指しているのではなくて
「私たちに影響しない数」まで減らすだけなんです。大腸菌にしても「不検出」は
ゼロということを意味しておりません。どうも学校の理科教育は「ゼロか100か」
という思考を撲滅するところまでは行ってなくて、そのへんもパスツリゼーション
してもらいたいところです(笑)
人が耐えられない温度で生き続ける。氷点下でもジッと暖かくなるチャンスを何億年も
生き続ける菌が居る。地球を破壊して空気ゼロでも、生き延びる昆虫まで居る。
案外、絶滅って100%にはならない気はしますね。
それでもモナクセラ菌なら60℃のお湯で頑張って、かなり減らせるのだ!ということですね。