Nicotto Town



重賞展望


3日間開催が終わって今週末の重賞はオールカマーと神戸新聞杯の2つ。

【オールカマー】程度の差はあるものの過去5年全てでスロー。それでもこのコースらしく中盤~後半は5F前後のロンスパ戦になることが多く、比較的差しは決まりやすいレース。ただ今年の出走予定馬を見る限りでは逃げ先行蛾が手薄やし、今週からコース替わりということもあって1枠のワンツーやった去年みたいに内や前有利になる可能性はありそうやなと。その辺りは馬場や枠の並びを見てから判断したい。血統ではステイゴールド系が特注で他ではロベルト、ノーザンテースト、ボールドルーラーといった持続力やパワーのある血が目立つ。

デアリングタクトは実績上位やし前走の内容を見ればここでは一枚上、と言いたいとこやけど秋華賞以来勝ち切れてへんのも事実やし、決してコーナーリングが上手なタイプではないから去年みたいな内前有利な馬場にでもなったらまた取りこぼしそうな気はせんでもないかな。目標も先やろうしね。ソーヴァリアントは先行力があって自分から動くこともできる馬で血統からも中山の中距離戦はベストな印象。同コースのセントライト記念は内容的には1番強い競馬はしてるしチャレンジCでは展開が向いたとはいえ骨っぽい相手に完勝と適性や能力面で問題はなさそう。気になるのはやっぱり骨折明けで10か月ぶりということ。ヴェルトライゼンデは前走1年以上の休み明けで勝ち切ったのは驚いた。能力的にはやっぱりかなりの物を持ってるなと。後ろからの競馬になることが多くイメージよりは中山向きというわけではないんかもしれんけど実績からの苦にしてるわけではないしまずまずといったところかな。これも気になるのは状態面で、陣営のコメントでは「前走よと比べると・・・」というニュアンス。テーオーロイヤルは長距離戦では前に行けてるけどこの距離で先行した経験はないし、後ろから行ってそこまで斬れるタイプでもないからちょっと厳しいかなと。前走春天3着は立派やけど長距離路線と中距離路線ではレベルも違うしね。面白いかなと思うのはまずウインキートス。重賞好走は全部が馬場や展開に恵まれてのものやから正直能力的にはさほど評価してへんけど、言い換えれば器用に立ち回れるってことやからね。去年みたいな内前有利な馬場や展開で今年も内枠を引ければ2年連続の好走もあるかなと。もう1頭はフライライクバード。ロベルトが3本、ノーザンテーストのクロスもあることから急坂コースでのロンスパ戦でこそのタイプ。これも先行できるから馬場や展開が向くなら。フラットな馬場や外差しの利く馬場やと人気サイドでの決着になりそう。





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