Nicotto Town



ホッケ

ニコットおみくじ(2022-09-12の運勢)

おみくじ

こんにちは!本日12日(月)も晴れる所が多くなります。

西日本を中心に気温が高く、厳しい残暑となる見込みです。
非常に強い勢力の台風12号が接近する先島諸島は、
大雨や暴風、高波などに厳重な警戒が必要です。
沖縄本島でも、一時的に雨の強まることがあるのでご注意ください。

【ホッケ】 Pleurogrammus azonusu(Jordan and Metz,1913)

      Okhotsk atka mackerel

☆スズキ系スズキ目カジカ亜目アイナメ科ホッケ亜科に属します魚です。

<概要>

○漢字・学名由来

@漢字

 魚偏に花。北方です。

@由来・語源

 東北での呼び名です。

 ★魚に花

  ・海の表層に群れる幼魚が美しい青緑色をしていて花のようだから

  ・産卵期の雄がコバルト色になり鮮やかな唐草文様が見られるから
  
  (参考:「新釈魚名考」望月賢二(もちづきけんじ)さん 柏書房)

  《望月賢二》さん

  専門分野:【国語科教育学】

  教育学修士

  【研究領域・テーマ】

  国語科教育/教師教育

  経歴・活動歴

  1958年静岡県生まれ。国學院大学文学部卒業。
  
  静岡大学大学院教育学研究科国語教育専攻修了。
  教育学修士。中・高等学校の教員、国立沖縄工業高等専門学校教授、
  沖縄国際大学教授を経て2009年に大谷大学文学部教授として着任。
  現在は、教育学部教授です。

  ・「北方の魚>で<北方>は「ホッケ」とも読む。<北魚>の意味」

   (参考:「新釈魚名考」榮川省造(えがわしょうぞう)さん 
    青銅企画出版)

  《榮川省造》さん

  生年:1912年

  タイトル   著作者等   出版元   刊行年月

  ・異説鳥妙抄 榮川省造   はあと   1991年5月

  ・新釈魚名考 榮川省造   榮川省造  1982年9月

  ・魚名考える 榮川省造   甲南出版社 1974年11月

@Jordan さん

 David Starr Jordan 1851-1931 アメリカ
 <デイビッド・スター・ジョーダン(ジョルダン)>

 魚類学者。日本の魚類額の創始者とされる田中茂穂さんとスナイダーさんとの
 共著「日本魚類目録」を出版。

 《田中茂穂(たなかしげほ))》さん 

  1878年8月16日ー1974年12月24日

  田中茂穂博士は約170種を記載し、約90種が現在も有効とされています。

  その他、論文、論説、翻訳、意見文、紹介文等、無数ともいえます
  著作を残しました。

  日本魚類学者であり、東京帝国大学の動物学の教授であります。

  *東京帝国大学・・・現:東京大学

  「近代魚類分類額の父」で知られています。

  魚類や鮫に関します多くの論文を発表をしております。

  <著書>

   ・研究論文:約300編

   ・書籍  :50冊

  高知県に関係します魚類分類研究者の系譜

  田中茂穂さん →蒲原稔治さん → 山川武さん・岡村收さん・尼岡さん

  *尼岡さん・・・尼岡邦夫さん

  ・蒲原稔治さん 東大ー高知大 1901-1972

  ・山川武さん  高知大ー高知高校ー高知大

  ・岡村收さん  高知大ー京大ー高知大 1933-2008

  ・尼岡邦夫さん 高知大ー京大ー水産大ー北大 1936-

○生息域

海水魚です。

水深100m前後の大陸棚に棲息しています。

@分布

 北海道全沿岸、青森県から山口県の日本海沿岸。

 青森県から熊野灘(三重県、和歌山県)の太平洋沿岸(東北以北に多い)です。

○生態

@産卵期

 北海道では9~12月中旬までです。

 ☆産卵期の特徴

  産卵期には婚姻色をしました雄が縄張りを持ちまして、
  雌に求愛運動をしまして、岩礁域の窪み等潮通しの良い場所に
  産卵をさせまして、産卵後は雄が卵を保護します。

@成魚

 定着性が強いですが稚魚期には産卵場所の沿岸の浅い海域に棲息しまして、
 次第に沖合に移動をします。

 水深100m前後と沿岸域を往来して暮らします。

 大型になりますと大陸棚付近に定着をします。

@体長等

 0歳の冬から夏にかけましての体長4~16cm頃は表層で生活をしまして、
 日本海で北海道とロシアとの間に生息をします。

 ★アオボッケ

  6月に北方海域に移動する時の体色からアオボッケといいます。

 ☆ロウソクボッケ

  0歳の夏から冬にかけまして体長18~22cmになりまして、
  100m前後の大陸棚上で群れを作ります。

 ★ハルボッケ

  翌1歳の3月から6月頃に沿岸に接岸をしまして、
  盛んに餌を獲るものをハルボッケといいます。

 ☆ネボッケ

  成魚になりまして岩礁域に定着しましたものをネボッケといいます。

○漁法

・刺し網

・定置網

・釣り「延縄(はえなわ)」

○選び方

鮮度が落ちやすいです。

・しっかりと硬いものを選ぶ

・腹が柔らかくないものを選ぶ

・触って滑ッとした感触のものが脂が乗っています。

○味

@旬

 春から夏です。

 大きい方が美味しいです。

@身体の特徴

 鱗:細かく取りにくいです。

 皮:厚みがありまして硬いです。

 骨:軟らかいです。

 白身で鮮度が良いと透明感があります。

 脂は筋肉に混在しています。

@注意

 アニサキス(シュードテラノーバ)等の寄生虫のリスクがあります。

 胃や腸の痛み、嘔吐間を引き起こす可能性があります。

○料理

・団子汁          ・ちり鍋

・煮付け          ・塩焼き

・魚田           ・さんが焼き

*魚田(ぎょでん)・・・魚の田楽のことです。
            魚類にお味噌を付けまして田楽風に仕上げます  

            *お味噌・・・山椒味噌が美味しいです。
                   酒、砂糖、みりん、鍋で
                   練り上げます。

・ちゃんちゃん焼き     ・ポワレ

・刺身           ・なめろう

・フライ

@名物料理

 三平汁がありまりまして塩味です。

@加工品・名産品

 ・糠漬け

 ・すり身

 ・ホッケの開き干し

問題 ホッケが一番獲れる時期を教えてください。

1、5月

2、11月

3、12月

因みに3月と6月も釣果があります。

*ホッケ年間釣果指数 FishingLabo
 即戦力釣り情報サイト フィッシングラボ より抜粋

ヒント・・・○ホッケの旬

      ホッケの旬は7~12月の夏から冬の時期になります。

      @理由
  
       夏場に沢山の餌を食しまして栄養豊富で立派なためです。

       さらには・・・

       晩秋の季節、産卵に供えまして、
       丸々として脂の乗りがピークになる為に、
       旬の中でも産卵前の秋が最も美味しい時期といわれています。

       ホッケは秋冬の時期が旬でありますが、春も旬といわれています。

       ★理由

        ホッケが季節によりまして味わいが大きく異なる為に、
        味の好みや食べ方によることからです。

        春の時期:塩焼き、干物

        冬の時期:すり身

さらにヒント・・・

産地   旬の時期   特徴

礼文   7~8月   身が厚く脂が多い

羅臼   10~11月 大型で最高級

日高   11~12月 甘みと旨み

お分かりの方は数字もしくはホッケが一番獲れる時期をよろしくお願いします。











  














アバター
2022/09/13 01:08
こんばんは!日付が変わりまして火曜日ですね。
Yuyutaさん、多忙なお時間帯にこうしてお答えとコメントをありがとうございます。
このヒントで良く分かりましたね。
素晴らしいです。
大正解です。
おめでとうございます(祝)
そうですね、今回は難易度を高くしてみました。
なるほど~、ホッケという魚に安心感を感じますか。
なるほど~、青魚特有の口に入れた時の香りや味が気になる訳ですね?
私はかなりどちらも大好きですよ。
本日も大気が不安定な地域も多いようですので、ご注意をしてお過ごしくださいませ。
どうもありがとうございました。
アバター
2022/09/12 23:54
2、11月

でしょうか?書かれてあります内容から推測致しました。難易度高くなりましたね。

(ちなみに僕はホッケという魚には安心感を感じますね。
サバやアジ、イワシなどは味に癖がありませんか?)




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