Nicotto Town


愛らしいときめき祝福するように


人世



夏休みの思い出。

プールにお昼寝。

真っ赤なスイカ。

花火に浴衣。

遊びに行ったおばあちゃんの家。

子供時代のいちばんの楽しみといえば、

なんといっても、年に一度の夏休みでした。

何の悩みも不安もなく、

真っ青な空とまぶしいお日さまの下で、

真っ黒に日焼けして遊びまわっていた頃。



夏の終わりが近づいてくると、

いつも、たまらなく寂しく、

名残惜しい気持ちになりました。

夏休みが、

このまま永遠に終わらなければいいのにと、

毎年真剣に願ったものです。

でも、

夏休みは必ず終わって、つぎの季節がやってきます。



おなじように、「子供時代」もいつかは終わり、

だれにでも「大人」になる時がやってきます。

もしも「子供時代」を、

人生の「夏休み」に例えるのだとすれば、

どうか、おもいきり楽しい夏休みを過ごしてください。

お日さまの光をいっぱいあびて、

いっぱい友達と笑ってください。

とびきりの思い出を、たくさんたくさん作ってください。

それが、つぎの季節に歩き出すための゛力゛になります。

たとえ、どんなに寒い季節が訪れたとしても、

胸のなかの、きらめく夏の思い出が、

きっとあなたを励ましてくれるでしょう。

「大人になる」ことは、

決して悲しいことでも怖いことでもありません。

「大人になる」って、

自分の足で、自分の力で歩けるようになるってこと。

それは、とても楽しみなことだと思いませんか。

夏の終わりが近づくたびにタメ息をついていた女の子は、

今、夏休みの絵日記を綴るかわりに、

新しい物語を紡いでいます。

みなさんが歩く道の先には、

どんな未来が待っているのでしょう?

おそれないで、

胸を張って、

自分の足で、歩いていってください。

 

これから先の秋も、冬も、春も、

きっと、輝く未来へとつながっています!

 

どうぞ、素敵な思い出を!

#日記広場:人生





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