Nicotto Town


「さくら亭」日報


コーデ記録~森林浴



都会の暮らしは便利で快適ではあるけれど
それなりのストレスを与えてくれるもの。
だから滴る緑にまみれに行こう。
深呼吸する度、何かが浄化されていくような気になるね。

プリンドレス(シャンタル)緑。
高かったけどやっぱり可愛い。


森林浴で思い出したのだけれど。
子供の頃から屋久島に憧れていて。
「いつか縄文杉に会いに行くんだ!」
と思っていた。

子供の頃は親に連れて行ってもらえなかったので、
大人になって自力で旅行に行けるようになってから、
調べた。
ちなみにJR時刻表を見ながら旅行プランをたてるのが大好き。

そう、屋久島。
宿泊施設から縄文杉までは遠い。
登山口までは乗り物で。
まあ、そこはなんとかなるとして。

体力。
20~30代の頃は、健脚と言っても許されるくらい
(運動神経はないが)で、歩くのも好きだったし。
でも今はもう無理。
山道片道5時間とか、往復10時間って。

それなら20代とかに行けば良かっただけ。
そう、断念せざるを得ない理由があった。

吊り橋。

写真見て、無理だと思った。
高所恐怖症の人間に、あれを渡れと言うのは不可能。

恩田陸の作品で読んだ時も、やっぱりムリだったと思った。
物語の本筋ほっといて。

海外の危険(色々な意味で)もない国内なのに、
行きたくても行けない場所。
それが私にとっての屋久島である。

島に遊びに行くだけならば、もちろん行けるし。
海眺めて、温泉入って、それだけでも楽しいけれど、
ここまで来たなら行かねば!
と意気込んで、吊り橋手前でしゃがみ込む自分の姿が見えるから、
やっぱり島にも行くべきではないだろう。

ちなみに、20~30代の頃、よく旅行に行っていた友人がいる。
国内も海外も一緒にあちこち行ったが。
もし彼女と屋久島に行ったならば。

奴は絶対、吊り橋でふざけて私の背中を押しただろう。

そんな確信が、彼女とは行ってはいけないと
私に教えた。
Hよ。
貴様に秋芳洞入り口近くの小川に落とされそうになったことを
私は忘れない。
実害のあるほどの悪ふざけではなかったので、
ずっとつるんでましたがね。




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