Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


きらきら、ヒマワリと縄文(あつぎ)その1

仮想タウンでキラキラを集めました。

2022/08/23
キラキラ
集めた場所 個数
ヒツジ学園 10
自然広場 4

四択 ビール (わたしは白ワイン)

 七月に長野の井戸尻考古館に出かけたとき、神奈川のあつぎ郷土博物館で開催される「有孔鍔付土器と人体装飾文の世界」(2022年7月23日~9月19日)という、縄文の企画展のチラシを入手した。ここには二年前の冬に一度行ったことがあった。なぜ、長野で神奈川の博物館? と妙な気がしつつ、知ることができて、うれしかった。
 後日、家で場所などをネットで調べていたら、博物館は座間のひまわり畑と数キロしか離れていない。こちらも十年ぐらい前に、出かけたことがある。こんなふうに、何かたちが、つらなってゆくのが面白い。世界がすこしずつ、拡がってゆく。「座間・ひまわり畑」で検索すると、今年は3年ぶりに8月11日~14日まで、ひまわりまつりが開催されるとあった。それで、両方を目当てに14日に車で出かけた。
 14日は日曜日。前日が台風だったが、この日は晴れ。ひまわりまつりは、前回、いつ来たんだったっけ。家の近くにほんの数年まえまで(2018年まで)、ひまわり畑があったので、例年そちらをながめて、よしとしていたから、なんとなく離れたところに行かなくともいいかなという気持ちになっていたのだった。それが見ることができなくなったから、座間へ……というのは勝手な理屈だ。家の近くのひまわり畑は休止とあったが今は建売住宅が並んでいる。
 座間のお祭りのことは、あまり調べずに行ったが、やはりコロナウイルスの影響で、規模を縮小しての開催になり、13日に台風が来ていたので、12日で中止になっていたらしい。だが、駐車場に係の人などはいなかったが、停めることができたし、花摘み体験(ただし無人)、飲食店の出店などはあった。なので、中止になっていたとは気づかなかったほどだ。
 たしかに台風の影響で、だいぶ倒れているひまわりが多かった。だが、咲きそろった黄色い花たちが、一堂に会しているのを見るのは、圧巻だった。相模川のほとり。といっても、河川敷の奥に川が流れている感じなので、ひまわり畑から川は見えないし、川風なども感じられない。残暑がきびしい。それでも駐車場からひまわり畑へ向かうまでの土手に木が生えていて、その木陰からの風がここちよい。蝉が鳴き、トンボが飛んでいる。ひまわりたちは、イメージしていたものより、すこし小さい種類だった、一緒にいった連れは、大きなひまわりではなかったから、すこし肩すかしをくらったみたいだったが、わたしは充分だった。東のほうに顔をむけて、黄色い花を咲かせている。アブだろうか、虫たちがせっせと働いている。
 昼食を取らずにいたので、屋台のほうで焼きそばを食べた。あまり美味しくないが、これもご愛敬。そして無人の切り花体験のところで、種を購入した。一袋100円。缶にお金を入れる。切り花体験は置いてある鋏を借りて、自分で切っていいようだが、なんとなく切るのが可哀想な気がして、いつも尻込みしてしまう。種は冷蔵庫で保存して、来年の6月に撒けば、8月に開花するという。来年の6月には、じつは今の住まいから庭のある場所へ引っ越しているはずだから、ぜひ撒いてみようと思ったのだった。神奈川のひまわりの種が、遠い別の住まいで育ってゆく。

(この項続きます。いつも読んでくださって
 ありがとうございます)




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