Nicotto Town



重賞展望


今年の夏の甲子園決勝を制したのは仙台育英でしたね。好投手を揃えた良いチームでした。おめでとうございます。
甲子園が終わって夏競馬も残りあと2週。今週末の重賞はキーンランドCと新潟2歳Sの2つ。

【キーンランドC】勝ち時計は雨の影響を受けた18~20年が1分9~10秒台で良馬場の年も1分8~9秒台とかなり低速決着。前半のペースも極端なハイペースになることはなく33~4秒台。それでも開催後半の荒れ馬場やからか差しは決まりやすいレース。そういうスピードや追走力よりパワーや末脚を求められるレースになりやすいからか血統もスプリント重賞としては少し異色でディープやステイゴールドといったサンデー系が好走してたり欧州色の強いノーザンダンサーの影響が強い馬の好走も目立つ(勿論最低限のスピード血統は必要ですが)。ただ先週は雨が残ったのもあって差しは全く利かへん馬場状態やった。乾いてどうなるかはしっかり注視したい。

ウインマーベルは前走葵Sは57キロを背負って完勝したのは立派やけどそこでの好走馬が軒並みその後勝ててへんようにレベル的に疑問が残るのは間違いない。キャリア唯一の休み明けファルコンSで不利があったとはいえ惨敗してるのも間隔が開いた今回気になるところ。ジュビリーヘッドは千二ではほぼ崩れてへんし洋芝でも走れてるから適性は問題ないかなと。ただ勝ち味に遅い人気馬を本命にするのは個人的にはあんまり好きな買い方ではないんよね。エイティーンガールは好走条件がわかりやすく、少し時計のかかる外伸び馬場+速すぎひんペース。だからこのレース2年連続連対してるのも納得。先週みたいな差しの全く届かん馬場やと厳しいけど例年通り差し届く馬場なら条件的にはベスト。トウシンマカオは初の千二で評価は難しいけどハイペースやったファルコンSでも先行出来てたし追走自体は出来そう。世代上位の馬と走ってきてるし人気を考えればウインマーベルよりこっちを取る手はある。狙ってみたいのはまずヴェントヴォーチェ。春雷Sではタイセイビジョンを3馬身差で下したようにここでは能力最上位。この時自身は後傾ラップやったことや函館SSで追走が忙しそうやったこと、血統からペースは上がり切らん方が良さそう。前走後の福永騎手の「束を気にしてた」とのコメントから枠の並びには気をつけたい。あとは本質的には千二は忙しいからこそこのレースに向きそうなシゲルピンクルビー、血統からスタミナとパワーがあって洋芝実績もあるメイショウミモザあたりを挙げときます。





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