日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:スポーツ
- 2022/08/11 02:06:50
こんばんは!11日(木)は、北日本は曇りや雨となり、
雷を伴った非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒してください。
東日本から西日本は晴れる所が多くなりますが、
午後は山沿いや内陸を中心に雨や雷雨となりそうです。
南西諸島はにわか雨がある見込みです。
訪れるのは奥秩父の甲武信ケ岳(こぶしがたけ)。
シャクナゲが咲き誇る深い森を歩きます。
森が育む
清流
咲き誇る
シャクナゲ
コケむす森
シャクナゲとコケの森
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甲武信ヶ岳
奥秩父のほぼ中央、山梨、埼玉、長野、三つの県境に跨る甲武信ヶ岳。
甲武信ヶ岳
甲斐国 武蔵国 信濃国
(山梨) (埼玉) (長野)
甲武信という名前は甲斐国、武蔵国、信濃国の
頭文字を取ったものだといわれています。
今回は長野県側からアプローチ。
登山口の毛木平(もうきだいら)で待ち合わせ。
○毛木平
おはようございま~す
○案内人 北爪清史さん
「あ~どうもおはようございま~す。
え~と今日、案内をさせていただく北爪清史(きたづめきよふみ)といいます。
よろしくお願いしま~す」
甲武信ヶ岳の山小屋で長年小屋番を勤めた北爪さん。
奥秩父への思いを曲にするなど山の魅力を発信しています。
あれ?自家足袋?
「ちょっともうこのスタイルでずうっと歩いているので、
え~、これが一番調子いいです。
地面のね~、感触が凄く分かるんで~、
慣れるとこっちの方が滑りづらくて好きです。
今日は甲武信岳に登るルートとしてはこの時期とても最高なルート。
十文字峠を越えて行こうと思うんですけれども、花や苔、凄くいいです。
やっぱりこう梅雨に入るギリギリの頃っていうのは
湿気が凄くあって森の中が凄く綺麗です」
初夏の森を巡(めぐ)り、甲武信ヶ岳を目指す一泊二日の山旅。
1日目
一日目、登山口の毛木平からまずは十文字峠へ。
初夏ならではの花、シャクナゲが迎えます。
そして苔むす森を抜け、山頂近くの山小屋へ。
2日目
翌朝、御来光を拝んだ後、頂を極めます。
下山は谷沿いのコースを下る初級者向けのコースです。
「それでは、じゃあ行ってみましょうか?」
朝7時出発
*撮影:5月下旬
あ~、いい天気。
「さぁここでちょっと沢を越えます。
この皮が千曲川(ちくまがわ)です」
緑の中の潺(せせらぎ)、癒されるな~。
○千曲川
「この川を遡(さかのぼ)ると甲武信岳に、え~と、行き着くんですけれども、
甲武信岳から最初の一滴、その千曲川の一滴が発生してます」
この川は新潟県に入ると信濃川と名前を変え、日本海に注ぎます。
森の奥深くへ。
「う~ん、囀(さえず)りが多い~ですね。
繁殖の時期だから色~んな鳥が囀ってますね」
「ん?ミソサザイが鳴いてますね~。
可愛い鳴き声」
ピッピピピピピ♪ ピッピピピピピ♪
○渓流の歌姫
ミソサザイ
渓流の歌姫と呼ばれています。
ピピピピピピピピピ♪
○オオルリ
○サメビタキ
色んな鳥がいるんだ?
ピピピピピピピピ♪
「しばらくこの支流を沿って登って行きます。
水の音が気持ちい」
ほ~んと、涼しそう。
「あっ、水場ですね~。
ちょっと補給ついでに休憩しましょうよ。
あ~、水がしっかり出てますね~、よいしょっ、あ~」
甲武信ヶ岳からの湧き水です。
「よいしょっ、うわっ、つめてっ・
あ~、冷たくて美味しい。
あ~、あ~。
ここから伏流してるから水温はほとんど一年中変わらないでしょ、うん」
ここで山旅スタイル。
今回は湧き水のところまでと致します。
次回はこの湧き水を使用したあるものの紹介から始めます。