Nicotto Town


ガラクタ煎兵衛かく語りき


とりとめのない話




それは大昔
ほんとにほんとの大昔


世の中には何も無かった
そもそも”世の中”さえ無かった



そこに何故か素粒子が生じた
素粒子という表現が不適切なら、非学な私に教えてください
それは本当は何というべきか、おそらく現在はもっと研究は進んでいるはずだ
最初に”それ”が生まれた場所が宇宙の中心なのか
生まれた瞬間が宇宙の始まりを刻むゼロ秒なのか


そこらへんは難しいので端折る

素粒子
原子
分子
有機体
現在



あれれ、一本道じゃん
早いじゃん
まあ、ほんとは永く掛ったんだけど
意外とスムースじゃん




まあ、その後の
絶滅

は容易に想像できるけど
それまで生命体を構成していた
そもそもの素粒子達も消失してしまうの?
宇宙中に散らばってしまうんじゃないの?


あ、そうか、それも含めての消失なのね
だから生命の帰着が絶滅ではなく
そもそもの原材料が尽きてしまうのね


これは一つの宇宙の話

別な宇宙
別な時間線の宇宙
別な思考上の宇宙
別な次元上の宇宙
たとえばあなたの頭の中の宇宙



もう少し経ったら涼しくなるでしょう
(まだもうちょっとかかるかな)
そうなったら窓辺に両肘を預けて
普段は見もしない夜空の奥に視線の焦点を合わせたら
龍一や愛子や女神や雇われ船長の煎兵衛を
見かける機会があるかもしれません

その時はどうか、お気に入りのドリンクを是非お手元に

アバター
2022/08/03 23:20
ん?

なんか意味深?




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.