魔女裁判
- カテゴリ:その他
- 2022/07/18 06:48:39
中世のヨーロッパでは多くの魔女裁判が行われました。裁判と言っても形式的なもので、一旦魔女の疑いをかけられた者は殆どが処刑されました。これは作り話ではなく、魔女裁判は国や教会の公式活動ですから、何人処刑されたかきちんと記録が残っています。
公式に記録が残っているので、記録を詳細に調べていると、何故か魔女が多く現れる年とそうでない年があるのだそうです。多い年は決まって夏が暑く、湿度が高い、要するに麦角菌(バッカクキン)が活動しやすい気候だということが分かりました。
麦角アルカロイドによる中毒は、足や手の血管が収縮して血のめぐりが悪くなり、赤く脹れたり、重症になると壊疽を起こします。また、幻覚や幻聴などを併発することもあるそうです。当時、原因不明の病気が蔓延すれば、魔女の仕業という流れは十分理解できます。処刑された人の一部は、麦角中毒患者だったのではという仮説は個人的には納得できます。現在だって、新型コロナは誰々がばら撒いたと主張する人がいるぐらいですから、当時絶対的権威の教会が言ったらどうなるかは想像がつきますよね。
また、ペストを「魔女のせい」にして魔女狩りが行われたのも事実でしょう。ペストの蔓延で多くの死者を出したことは悲惨な出来事でしたが、良いこともありました。神に祈ってもどうにもならないと、教会の権威が失墜し、なんでも教会が中心の封建社会が崩壊して、ルネサンスが花開くきっかけになったのですから。
現代の医療ではそんなことは起こらないだろう!と思っていたけど、そんな考えは甘かったです。
新型コロナはまだまだ続いてこの先何人の人が亡くなるのかもわからない。そもそも終わりが見えてない!
コロナで魔女にされたのは…
ルネサンスが花開くきっかけって、そういう事だったんですね^^
勉強になりました!^^
魔女狩りから魔女を守るストーリー「魔女に捧げるトリック」渡辺静がありました。少年マガジンで連載されましたがあっという間に打ち切り。。。5巻くらい出たかも。
サークルの参加申請ありがとうございます。
「ノルマのない水やり隊」は、がんばった人ががんばっただけ水をもらえて、
かつ、忙しいときは申し出なしでお休みできるサークルを目指しています。
さいわい、メンバー様に恵まれて、和やかに活動できております。
どうぞよろしくお願いします。
サークル伝言板最新報告5名の人にお水をあげる
というのが基本活動です。
ノルマはないのでお好きな時に活動していただけばいいのですが、
最初の1回だけ入会時特別活動として、
入会申請受理から1週間の間に活動をお願いします。
よろしくお願いします。