つつきさんの日記 | ニコッとタウン

7/7　キラキラと４択

カテゴリ：タウン
2022/07/07 03:11:15

仮想タウンでキラキラを集めました。

2022/07/07

集めた場所	個数
ビーチ広場1	4
自然広場	4

４択　　「カレー」

キラキラ 「ビーチ広場」 テトラポット

　　　　　「自然広場」 花壇長椅子横

4択　一番好きなメニューは？　→　カレー

コピー修正間違いじゃないっす。

カレーです。かれーーぇ。

昨日色々書いたのだが、さすがカレー。

まだまだネタがあるんだよ！

日本で最初にカレーのレシピを紹介した1872年の「西洋料理通」ではカレーは

「カリードヴィル・オル・ファウル」

という名前で紹介されていて、作り方は

【冷残の子牛の肉或いは鳥の冷残肉いずれも両種の中有合物にてよろし葱四本刻み林檎四個皮を剥き去り刻みて食匙にカリーの粉一杯シトルトスプウン匙に小麦の粉一杯水或いは第三等の白汁いずれにても其の中へ投下煮る事四時間半その後に柚子の露を投混て炊きたる米を皿の四辺にぐるりと円く輪になる様もるべし】

となっている。

そう。イギリスはカレー粉と、それにとろみをつけるルーを別々に販売していて、ルーでとろみをつけるうちもあれば、そもそもがシチューの亜種として発展した経路から独自で小麦粉を投下してとろみをつけるうちもあったのだ。

なのでイギリスからカレー粉を購入した日本も最初は独自に小麦粉をといた水などをいれてとろみをつける必要があった。

レシピでは肉と葱とリンゴを入れてカレー粉を投じて煮るとなっているが日本で爆発的に広がったのは「いつも食べ慣れている野菜を一緒にいれていい」という理由だったらしい。

ここには今、我々が作るカレーに欠かせないものが入っていない。

そう。

たまねぎみじん切りの炒めたやつ！！

メイラード効果によって茶色にかわる旨味がぎゅぎゅぎゅっと入ったあいつだ！

たまねぎが日本のカレーの定番になるのは明治末。

それまでのカレーは茶色ではなく黄色をしていた。

徐々にじゃがいも、たまねぎ、にんじんが日本カレーの定番となる。

1893年（明治26年）に「婦女雑誌」に「即席カレーライス」の作り方が紹介された。

それは

【煎茶茶碗に一杯のバターと葱三、四本を細かに切りたるを深き鍋に入れ、強き火に懸け、葱の柔らになりたる時、煎茶茶碗に八分目程の粉を入れ、絶えず攪き廻しながら鳶色になるまで煎りつけて、煎茶茶碗に半杯のカレイ粉(西洋食糧店にあり)を入れ、かくて鰹節の煮汁(これは鰹節半本にご飯茶碗六杯の水にて前に拵へ置くべし)を少しづつ注ぎ入れながら攪き回し、醤油を適宜に加へ十分間程弱き火に懸け、味噌漉しにて漉し、其汁へ湯煮したる車鰕或は鳥肉を入れ、炊きたての御飯にかけて食すべし】。

即席とは・・・・？

葱（たまねぎじゃないが）のみじん切りを小麦粉と共に鳶色になるまで炒めていることがわかる！

もしかして小麦粉だけバターで炒めるのが難しくて一緒に葱を炒めているうちに玉ねぎが飴色になるまで炒めたら美味しくなるってわかった？？

ただの憶測だが。

日本最初のカレー粉は1905年に大阪の薬問屋が作っている。

様々なところでカレーが食べられ、1876年（明治9年）にはあのクラーク博士が就任した札幌農学校の寮では1日おきにカレーがでるということに。

クラーク博士が発案したらしいのだが、他の日本食が口にあわなかったか？

クラーク博士はアメリカ人であったがカレーがお気にめしたのだろうか。

アメリカ人ってあまりカレー食べないのだ。

理由は「身近にないから」。

さすがに1日おきにカレーはいやぁああ。

この状態で日本は韓国や台湾を支配下においたので、現在でも韓国のカレーは黄色く、仕上げに小麦粉でつくったとろみを投下する。