ゲシュ崩ログ 4
- カテゴリ:家庭
- 2022/07/04 10:14:38
そういう事ってあるのか…という驚きが、このゲシュタルト崩壊した座標軸ではおこっているのだった。
娘がかわいい娘が「背中でおんぶしてくれ」と腹ばいで寝転がる私の上にのっかった。さながら河原で甲羅干ししている亀だった。背中の上に乗って「飛行機ぶんぶんだよ」と母が動いたら楽しい楽しいと喜ぶ娘、かわいいぞ。本物の飛行機に乗った時のぎゃん泣きとは違ってかわいいぞ。背中で動いているだけでは物足りず、「立ち上がっておんぶして動け~」と命令するのかわいいぞ。かわいいので、じゃあちょっと待ってね、と気力を補填するため、背中に娘を乗せたままこれからどんだけ走らされるんだろうか…と深呼吸して落ち着いていると、その数分の間に、娘が背中で寝始めた。
「え。今さっき動け動け~~ってハイテンションだったのに」
お母さんがリラックスモードになった背中の上で数分で昼寝し始めた。急転直下で寝る。かわいいぞ。背中で寝てる子供を起こさないようにそっと布団に寝かせて健やかな寝顔が今日もありまして本当にありがたい事なのでした。はぁ。娘に振り回されて楽しいぞ。優しくて可愛いのがなんで私から生まれたのかわからんぞ。抱っこが好きすぎてかわいいぞ。抱っこ筋という筋肉を毎日発達させているが、ママ抱っこ筋ボディビル世界大会があったら出場したいぞ。もしかして母親という生き物は、本気だせばかめはめ波うてるんちゃうって子供に鍛えられて最近そんな気がしてくる。母親って生き物ってやつときたらよぉ…ほんとにまったく。いつかそれでもきっと将来は娘に煩い事言い過ぎて嫌われてしまうんだろうなと日々思いながら。