はやぶさ2のアミノ酸はd型?l型?dl型?
- カテゴリ:ニュース
- 2022/06/08 23:42:51
ああ、もう二日前に報じられていたんですね
【探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」から地球に持ち帰った試料
(サンプル)の砂から、生命の源となるたんぱく質の材料のアミノ酸が
見つかったことが6日関係者への取材で明らかになった
地球外から持ち帰ったアミノ酸を確認するのは初めて
生命の起源の謎に迫る成果だ。】 (日経新聞)
【宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が小惑星
りゅうぐうから持ち帰った砂に、生命の源とされる有機物のアミノ酸が
20種類以上含まれていたことが6日関係者への取材で分かった。】
(山陽新聞)
10種類近くのニュースを閲覧したが、どこにもみつけられなかった
『で、そのアミノ酸はd型なの? l型なの? dl型なの?』
かって、高校、大学時代に習った、学んだ教科書や文献には
アミノ酸には2種類あると書いてあった
lがIと見分けづらいので、あえて大文字に変える
2種類とはD型とL型のこと、同じ成分であるが異なった構造ををしている
ちょうど鏡合わせの存在なので、鏡像体という言葉で覚えていたが
やはり昔からバカだったようで、正しくは”光学異性体”と呼ぶらしい
味の素はグルタミン酸やイノシン酸等のアミノ酸が主成分である
一時期、味の素は体に害悪であるという風説が流布した
現在ではそれは一般的に否定されている
通常の摂取量、いや、かなり多めの摂取量でも何も問題はない
害悪とされたのは、たとえば想定外の使用例である
毎日コップ一杯の味の素を飲み、その食生活を数十年続ける
考えただけで具合が悪くなるが、そうすれば痛風にはなるかもしれない
そんな感じ
糖でも塩でも脂肪酸でも鉄分でも葉酸でも度を過ぎた過剰摂取が
体に悪いのは言うまでもない
なぜ急に味の素のことを書き始めたかというと、
あのチャーミングなフォルムの味の素の食卓瓶
その瓶の横を見ると主成分の表示がたいてい付いている
中学生の頃か、それに気付いた。こう書いてあった
《97% L-グルタミン酸ナトリウム》
『Lって何だろう?』
数年後の高校の教室で疑問が解けた
・アミノ酸は20数種類ある
・そのそれぞれにはD型とL型が存在する
・地球上のすべての生命はL型でできている
なんか面白そう
でも、なんか化学っぽくて、やっぱりこれ以上は止めといたほうが無難
それっきり
時は流れ、知らないところでDL型という新しい存在が認知されていた
そして今日
はやぶさの報に触れた
⁽りゅうぐう⁾から味の素を想起する輩は多くは無いと思う
JAXAによる更なる分析が待たれる
それにしてもエンタメ性ゼロの文章を書くのはキツイ
もっとキツイのはここまで読んでくれた方々です
感謝しかないです
☆
”りゅうぐう”に存在しているアミノ酸は何型なのか?
☆
生命の起源が同定されるのは何億世代後なのか?
があるんだ?
Sはないの?