生まれてからまだ~無いもの(書き忘れ)
- カテゴリ:日記
- 2022/06/03 19:22:47
☆彡 数回食べたことあるけど、もう多分絶対食べない
〇鮑(アワビ)
北海道に有名な鮑料理専門旅館がある
後志地方の岩内という町に北海道人なら60%の人が知っている(と思う)
⁽高島旅館⁾という名館だ
15年くらい前に一度泊まったことがある
母と長姉とその旦那の4人で車で行った
余市のフルーツ街道を過ぎて
路の途中で漁火(いさりび)温泉があったのをなぜか覚えている
晩餐は鮑尽くしだ
そもそも私は貝は苦手だ
(唯一好きなのはしじみだけ)
大変苦労した
意外なことに他のみんなもそんなに好きというわけではなかった
じゃあ、なんで行ったんだよという疑問はおさえてください
晩餐が終わり、大量の生鮑が残った
旅館のほうでもそこは心得ていて
アイスボックスのような、数日保存できる容器に詰めてくれた
帰札し、鮑以外の素敵な旅の記憶を辿っていた頃(多分2.3日後)
姉から母に電話がきた
『鮑の炊き込みご飯作ったの!美味しかったよ!みんな食べてくれた!』
当時、姉夫婦には3人の子供がいた
姉はそもそも栄養士である
天使短大、現在は天使大学というカトリック系学校でその資格を取り
結婚前は夕張で一番大きな病院(要するに炭鉱病院)でその資格を発揮し
すべての入院患者の献立を担当、立案した
話はそれる
4人の姉弟の中で最も父の性格、いや、気性を継いだのは彼女である
長女ゆえに(何故か)日本舞踊を習わされ(今度そのいきさつを訊いてみたい)
おおらかで、奔放で、好きな音楽のレコード集を買い
(実はそのおかげで私は、いわゆる当時のポピュラー音楽
時には近代クラシックwに接することができた)
なにしろ4人いる子供の親に対する彼女は矢面の立場である
こんなこともあった
父は突然とんでもない買い物をしてよく母に怒られていた
たとえば<電気あんま器>とか
前に述べた数種の文学全集とか
長姉はある日突然「アナナス」という、鉢に入った観葉植物を持ち帰り
家に置くという宣言をした
それに対する母との抗争については
まあ書く気もしないかな
『また喧嘩してる!』
次女と三女と末弟が右往左往してる中
父と長姉はにらみ合い、あ、その時母はどうしてたかは覚えていない
まあ、言ってしまえば、どこの家でもあった
ありふれた日常が、ありふれすぎて、幸せだったんです
戻す
アワビです
美味しかったのか?と訊かれれば
もともとああいうタイプは苦手なので
もういいです、今後食べることはないでしょう
好きな方御免なさい
あ!お姉さん
そういえば先月の25日からから高期高齢者になっちゃったね
あちこち痛いけど、大変だけど
僕の思い浮かべるあなたの顔は
いつも笑顔なんです
100%反面教師ですよw
まだそこまでいけない身分では学ぶ、いや、親に対抗する身近な存在が
親に逆らって、精一杯抗(あらが)っている抗争を見定めて
あ、こうなれば、こうなるのか
あ、こうすれば、そうなるよね
ここまではいい
そこを超えたらちょっと家庭崩壊しかねない
それだけのポテンシャルを彼女は保有していた
最終的にそこの家庭に存続することを彼女は選択した
住む世界なんて一人1人違う
それでいいんだと思う
じゃあ、彼女は自らを制したのかな?
時が解決する
でも時が間に合わないこともあるかもしれない
それはそれぞれ
「お姉さん大好き」
「早く丈夫になるんだよ」
【よっしゃっ、僕が姉ちゃんを(姉ちゃん達)を最後まで守るんだ】
弟は本気なんです
弟はみんなねーちゃんが大好きなんです
父と母の教えに背かぬよう、自分なりの力を込めて
姉達を最後まで守りとうしぬきます
かくいうわてくしも、長女である
弟、妹がいる、別に不仲ではないのですが、
弟と妹 だけの時と、わてくしと三人の時と
雰囲気が違うんだそうな、、娘曰く、、
確かに、、奔放なねーちゃんは、勝手にパスポートを取り、19でインドに行ってしまったり、、
ふらっと、北海道に行って何日も帰らなかったりと、、、かなり親には、迷惑をかけたと思う
そんなこんなの一部始終を見て育った彼らには、反面教師となりまともな人生を歩んでいると思うけど
どうなんでしょう?
おねーちゃんは住む世界が違うから、、って妹に言われたことがあるんだよねー