Nicotto Town


ガラクタ煎兵衛かく語りき


つけたし





音楽をやってる人ならだれでも知っているキー順列(純烈ではない)
C.C♯.D.D♯.E.F.F♯.G.G♯.A.A♯.B.C
(最初のCと最後のCは1オクターブ違う)

でも、これを覚えてしまったら
キーボードの何倍もギターの方が弾きやすい
セーハは結構ムズいけど、一番安く売ってるカポタストで充分に補える

そもそも絶対音階を持っている人は少ない
最相葉月氏の著書「絶対音階」を読むまでも無く
たとえば音楽の先生が教室で生徒に向かい
「さあ!みんな一緒にドの音を出しましょう!」と言ったとする(言うな)
その後、ものすごい不協和音が音楽教室を襲うだろう


ちょっと本題をはずれる
確かに絶対音階を保有している人は稀有な才能を有している
望んでも得られない聴感覚機能だ
だけどその為に彼らは凡人が思いもよらない苦痛を日々感じているに違いない
サイレン(含むドップラー効果)
不安定な音階によって人為的に作られた音の波は彼らを消耗させる
或いは、普段何気ない動作音や、あってはいけない事だが
未調律の楽器から放たれた楽曲の波に対しては耳を覆うしかない


かなりはずれたね はい
坂本教授は絶対音階を有していて
かつ、詩には殆ど関心を抱いていない(悪い意味ではない)
曲を聴くときの彼の姿勢は
放たれた、音の波や揺らぎや減衰や相互作用に集中する
その研ぎ澄まされた聴覚受容体に
言語分野脳の活動を期待するのが酷である



もどす
誰かが歌う
その時私がギターを持っていて、
歌っている人の音階に辿り着いて
(それはセーハやカポの助けを借りるんだけど)
(そしてときにはチューニングを調整するんだけど)
歌っている人が気持ちよく歌を展開して
盛り上げて、ある意味共演して
聴いてくれてる人々みんなに満足してもらう

そんなひと時を音楽によって表現できたらすばらしいな
そうです、私は居酒屋に、今でもたまに現れる流しのギター弾きです


さすがに今はいないなあ
そもそも自分で歌わないし、歌えないし

C.C♯.D.D♯.E.F.F♯.G.G♯.A.A♯.B.C

絶対音階を持ち合わせていない私ですが
こんな言葉があるのか知りませんが
”相対音階”には、だから自信があるのです
ああ、これを書きたかったんだ
ばかじゃないか自分






時は過ぎ
今は
ギターよりも遥にスピーディーにロジカルに臨機応変に
変調、転調、デチューンがキーボードによって可能になりました
まだこの開発方向は進むでしょう

ちょっと前に、私が今若者で、ドップリとプログラミングに
傾倒できたらなあ、みたいなことを書いたはずです

今わかりました
ない物ねだりは人の常
90年前に下駄をはいて闊歩していた大正時代の書生は
前を真っすぐに見据えていました
68年前には市川房枝が動き始めました
戦争という暗黒時代が確かにこの国土を覆いました
さてさて
今は


新しいキーボードが欲しい!

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2022/05/19 20:32
楽器が出来るっていいですよね〜





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