Nicotto Town


きいてニコタリーナ


純喫茶とドールと秩父鉄道


前のやつ読み返すと
推敲ロクにしなかったせいで読みにくいな。

1日目の続きからです。



中目黒駅から銀座へ移動。
なんか今回割と電車で座れるんだが
GWなのにみんな出かけないんか?

妹と合流して外へ。さすがに人が多い。
妹が今回行きたかったのは
ネットで知ってずっと行きたかったという純喫茶。
そういうの好きらしい。

休日だし混んでるかも、とのことだったが
確かに4組くらい中の階段のところに並んでた。
回転扉を通って列の後ろへ。
妹と一緒だったから待つのも平気だったけど、
一人だったら諦めて別のとこ行ってたな。

入り口の回転扉もそうだし
店内の内装もなんていうか
上品でレトロで高級感あってとってもオシャレ。
あと店員さんもなんか上品で行き届いてる。

思ったよりは早く順番が来て席に案内された。
コーヒー1杯1000円とかの銀座価格にビビるが
ここは妹のおごりだというので開き直って注文する。

なんかカフェオレを頼んだら
コーヒーとミルクを目の前で注いでブレンドしてくれた。
これも名物らしい。

どうでもいいけど、先に来たわたしのはやってくれたのに
後から来た妹のカフェオレはやってくれなかったんだが
1テーブル1回まで、とかあるんだろうか。繁忙期だから?

ここを楽しみにしてたのは妹なので
選べるなら妹のカップでやってほしかったな。

あと食べる前に撮るとかいう習慣が身についてないので
トイズフィールド出して写真撮ってから食べればよかった、と
半分くらいケーキ食べてから気づいた。

店を出て、通りの反対側から妹が外観の写真を撮る。
ついでに来たときより駅までショートカットできる通路を見つけた。

同じ路線で次は秋葉原。ここは私の希望。

だいたいいつもJRで来るから、
日比谷線の駅からラジオ会館の方向がわからず少し歩く。

ラジオ会館の前も、中も
至るところに傘袋が散乱していた。
オタクは行儀がいいとか絶対嘘だよなあ。

けっこうな人だったけど、
ここはいつ来てもこんな感じのような気もする。

見たかったのは5Fのドーリーテリア、
7Fのアゾン、8Fのドールポイント。

ドーリーテリアは狭いので妹にスーツケース見ててもらって
ぐるっと店内のドールを見て回っただけ。
それでもいろんなメーカーさんのドールが見られて
めちゃめちゃ嬉しかったなあ。
DCのEvangelineちゃん、もうちょっとじっくり見たかったな。
端っこの下のほうにいて、お顔がよく見えなかった。

アゾンも人がいっぱいだったので妹は入る気がなく、
急いでぐるっと回ってきた。
ハルモニア展終わっちゃったけどちょっとくらいいないかなー
と思ってたらパンジーちゃんがいた。かわよ。
あと焦げるるこが思ってた以上に可愛くてぐらっと来た。
ピュアニーモの美脚でタン肌やばいな。

ドールポイント。ここは割と広いので妹も一緒に。
ボークスのホビードールの概要とかを説明しつつ回ってたら
リンちゃんがお洋服のモデルをしてたよ!
写真OKだったので撮っといた。いえい。

妹は水銀燈ヘッドのコーディネートドールを見て
この子好きって言ってたけど写真NGだった。
かっこいい女好き? わたしも!

さて、付き合わせてる妹に気を使いつつここまでざっと見て、
ボークスのドール服をちょっと迷ってやめ、
アゾンでオビツのS胸とハンドでも買って帰るかーと
エスカレーターで一つ降りたところに

見覚えのないDOLKさんがあってね?
あれっDOLKさんってここにもできたんだっけ???
リサーチ不足だった。

で、ごめんちょっとここも見たい!と頼んで
ぐるっと一周してたら、

……DIKADOLLさんの40㎝boyサイズ、イエロースキンの
可動指ハンドがさらっと売られてて、ね?

まー速攻でレジに持ってっちゃったよね。
ついでに幼サイズの清楚系ワンピもアビーにお土産!

1日目から財布の中身ががっつり減ったけども
頭痛と雨に濡れた憂鬱がいっぺんで飛んでいきましたよ。
急上昇したわたしのテンションに、
妹もよくわからないなりに一緒に喜んでくれた。

ラジオ会館を出てもまだちょっと明るい。
いい時期に来たなあ。

夕飯何食べたい?と聞かれたので
前にも連れてってもらったチゲの店をリクエスト。
あったかくて野菜がいっぱい取れるものが食べたかったのよ。

電車で妹のアパートの最寄り駅へ向かい、
車でチゲの店へ。
感染対策バチバチになってたけど、
味は変わらず美味しかった。

コンビニで翌朝のご飯を買ってからアパートに着き、
すぐにお風呂沸かして入らせてもらって、
明日は早いからもう寝ようか、と電気を消して……

……眠れなかった。
全然寝つけなかったし、何度も何度も目が覚めた。

正直、昨日眠れなかったし疲れてるし
慣れない場所とはいえすぐ眠れるだろと思ってた。
体が休み方を忘れてしまったみたい。

6時にアラームセットしてたけど、
実はその30分前にはもう寝るの諦めて起きてたわ。



5月2日。

朝ごはんはセブンの出汁茶漬け。うまいなこれ。
頭は若干重いけどしんどいってほどではない。

この日は一応平日なのでラッシュに巻き込まれないように、と
早めに出発した2日目の目的地は秩父。
往復5時間以上の長旅である。

思い立ったのが4月に入ってからだったので、
宿が取れなくて現地で1泊ってわけに行かなかったんだよねー。

羽生駅まではサクッと着いたけども、
そこから秩父鉄道でのんびりひたすら30駅ですよ。

車窓からは豊かな田園と風情ある駅舎が見られますが、
朝早かったし日差しがぬくいしで二人ともうとうとしてた。
なんで布団では眠れなかったのにこんなに眠いんだよ。

目的地まで半分以上の駅が過ぎたあたりで、
〇〇駅はもう過ぎちゃったのかしら、と
上品なマダムに話しかけられる。

よくよく聞いてみると、どうも逆方向に乗ってるっぽい。
しかもけっこう目的の駅から遠ざかっちゃってる。

スマホで乗り換えを調べ、とりあえず次の駅で降りていただく。
反対方向に乗り直そうにも、東京ほど本数なくて30分待ち。
あのマダム、無事に目的地に着いただろうか。

やがて窓からの景色が山がちになり、
家々もひなびた感じになっていき、御花畑駅に到着。
いやー長かった。

そもそも旅行で田舎に行くことってあんまりなかったんだよなあ。
こういう電車の旅は、旅程を楽しめる人か鉄オタさんのものだな。



キリがいいのでここでいったん区切ります。
何回分に分けるつもりなんだ?




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