安心してください!履いてます!(ネタ、古っ!)
- カテゴリ:ニュース
- 2022/04/28 11:58:25
沢山の装備が不具合のまま放置し、高尾山しか登ってませんが、安心してください!エベレストに連れて行けます!と、宣(のたま)う登山ガイドに頼みますか?
事前に判っていれば、ンなトコ、誰も頼みませんよね?登山ガイドの多くは、山歴(どれだけの山を登ったかの履歴)を紹介しています。
と、まぁ、山の話に例えたら?と、皆さんにお伝えしたかったのです。
(そう言えば13年程前、似た様に、とある旅行会社が山岳遭難事故を起こしましたね・・・)
山を知れば知る程、「山の怖さ」は判ってくるはず・・・
社長さんも船頭さんも、知床の"荒い"海の怖さを知らなかったのかな?
桂田精一社長は土下座し、謝罪はあったけど、説明・返答の言葉の節々に、『私も被害者だ!』と感じたのは、私だけでしょうか?
どげざなんてすればするほどこっちはしらけるだけなのにね
まるで客じゃなくて荷物のような扱いだったね
おいつめてもっておもうけど
人間らしい感情はなかったよ
それか、風化するのをひたすら待ってる??
徹底的な責任追及をして、同じような事故を繰り貸さないことが大事なんだと思います。
船を出すのに天気図を見るというのは基本中の基本で、安全管理体制がまともにできていない知床遊覧船の会社は言語道断だと思います。桂田社長も事故が起きてパニックになっていたかもですが、対応が後手後手でした。ホントの悪人ではないにしても(悪人なら船を出した船長が出港すると言い張った主張をするはず)、言い訳がいろいろ出てきてみっともなかったですね。
それを踏まえて、水を差しますが。
一般論として、飛行機に乗ったり、船に乗ったりするのに、天気予報は気にすると思います。
私は何年か前、肉親が危篤で台風のときに羽田から飛行機に乗りましたが、直撃コースだったら乗らないという判断をしたはずです。現地でギリギリまで待って、コースが逸れたので乗って、ほとんど揺れなかった。1時間前の便だと飛んでなかったので、飛ぶか飛ばないかは運でしょうけれど。
そのときに、航空会社のグランドスタッフに「飛行機を飛ばせ、なんとかしろ」って怒鳴りつけている人たちを何人も見かけました。大手の会社だから「飛ばない」という決断は揺るぎなかったですが、桂田社長がいう「少しでも沖に出て」というお客さんはこんな恫喝はしなかってでしょうか? 大声を出されたら、逃げて従ってしまう人もいるのも事実です。
自己判断でキャンセルするってこともできたはずです。尾木ママの教え子が乗ったスキーバスのときも思いましたが、日本国民が求める安全基準を満たすには、料金が安すぎです。安いということはどこかを削らなきゃならず、削ったところにリスクが生じます。安い分のリスクまで業者に負わせるのは酷で、客も自分の身は自分で守りましょうってことは明記すべきでしょう。