12年目の主張?
- カテゴリ:家庭
- 2022/04/17 15:54:06
平成22年4月6日、最愛の夫が亡くなりました。
享年37才、進行性の大腸がんでした。
それから12年の月日が経ち。。。
今年は十三回忌にあたる為、近い親族のみを集めてお墓参
り&ランチ会(コロナ禍だから)を今月3日に行いました。
葬儀の時も綺麗に桜が咲いていたっけ。
人生初の喪主を務めた私は、着慣れない喪服で緊張しながら棺で
眠る夫と霊柩車に乗って会場へ。
あの日の車窓から眺めた桜は、ちょっと切ない感じでした。
でも良い天気だったわ。
あれ以来、桜の季節になると通夜や葬儀の事。
夫の闘病生活などを毎年思い出します。
親族をはじめ会社や友人など、約400人の人達が参列して嬉しくて有難くて。
1人1人に懸命に会釈をして。
あんなに大勢の人達に連続会釈をしたのも、きっと人生で
最初で最後じゃないかな。(^^;)
あの時の私は、本当に偉かったわ!(うんうん)
最後まで泣かずに気丈に過ごそうとしたけれど。
喪主の挨拶で祭壇(夫が釣った魚のはく製を左右に飾って貰った)
を見た時、だんだん涙が溢れて来ちゃって。
気丈のままには行かず、涙声で読んでしまいました。
その後は涙を止められず、席に戻ってから暫く号泣です。
(元々、泣き虫なので)
夫はいつも優しくて穏やかで。
さりげな~く周囲に気使いの出来る紳士でした。
本当に素敵な男性で、ずっとこれからも私の自慢の夫です♬
素直で可愛くて、”ダイヤモンドの原石”みたいで大好きでした。
恐らく今もこれからも夫が1番です。
なかなか彼以上のレベル男性には、
もう出会えないと思います。(*^_^*)
現在の私は猫3匹と賑やかに暮らし、仕事も恋愛も順調で幸せですが。
もしも夫が突然に迎えに来たら…?!
きっと何もかも捨てて、一緒にあの世へ行っちゃうかも。(^^;)
その位、夫は”私の人生にとって全て”だったと言っても
過言ではありません。
今は”過去形のだった”になっちゃいましたが。。。
十三回忌も無事に終わり、この12年を振り返って。。。
実父や大切な知人との死別。
ボランティアからスタートした福祉の仕事。
仕事を通しての自分の生き方や考え方。
タラ・ジジ・ヤマトの猫達との生活。
何歳になっても、まだまだ未熟者でドジな奴ですが。
1人暮らしをする中で、少しずつ自分なりに成長しているかな。
今までも泣いて笑っての我が人生でしたが。
きっと私はこれからも、どんな事があっても明るく元気をモットーにして。
自分らしく生きて行こうと思います。(*'▽')
※何にかの主張みたいになっちゃいましたが、
ご清聴ありがとうございました。
令和4年4月17日
ビッケより