日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/03/14 00:59:35
こんばんは!14日(月)は、北日本から西日本では雲が広がりやすく
東北から東日本、近畿は午前中を中心に、
中国・四国・九州は朝晩を中心に雨の降る所が多いでしょう。
所により雷を伴う見込みです。
南西諸島は概ね晴れるでしょう。
冬枯れの木立ち
古来より続く
信仰の山
厳冬の世界へ
長野盆地の
絶景
信仰の山 美しき冬
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長野 高社山
〇原田岳さん
原田岳さん、信州北部を拠点に冬山を撮る写真家として活躍。
〇写心家
心を写すと書いて写心家。
心に響いた感情を写真で表現したいという思いが込められています。
*撮影:12月中旬
前回は天狗岩に到着した所までの紹介でした。
今回は天狗岩の説明から始めます。
〇天狗岩
「天狗の飛び石っていうのがあったんですけれども、
まさに天狗が辿(たど)り着いた最後の場所って所ですかね~」
この岩がそうか。
「はい、ご覧ください」
うわぁ~、凄い眺め~。
長野盆地を流れる千曲川。
〇千曲川
まるで水墨画の世界。
カシャッ♪
カシャッ♪
「御光が射してるかのように見えますね~。
や~、凄いですね~、綺麗ですね~」
最初の旅はここまで。
〇木島平村
続いて、2度目の旅へ。
*撮影:1月下旬
季節は進み、真冬を迎えた高社山。
〇木島平スキー場
今回は木島平スキー場から山頂を目指します。
〇やまびこルート登山口(750m)
原田さん、凄い整備ですね?
「そうですね~、あの~、今日はカメラと、あと、新雪歩くんでスノーシュー。
いつもカメラ持って山入る時は、スノーボードも一緒に、
あの~、背負(しょ)って入ってますね」
ここで山旅スタイル。
<山旅スタイル>
スノーシューの歩き方
〇スノーシュー
スノーシューで雪山を歩く時のポイントを教えてもらいます。
「しっかり爪先(つまさき)を差し込んで」
〇かかとのストラップをしっかり止める
「踵(かかと)のストラップはしっかり止めましょう。
踵のストラップをしっかり止めないと、
歩いていたら途中で脱げることもあります。
なので最初にしっかり止めることが大切ですね~」
足の間隔が狭いとスノーシューが絡まり、転倒する危険があります。
〇ポイント
足の間隔を空けて真っ直ぐ平行に
少し足の間隔を空けて、歩く時は真っ直ぐ平行に。
〇大股で歩くと疲れやすい
「大股で歩くと疲れて息もあがってしまいます」
〇ポイント
小股でスノーシューを少し引きずる感じで歩くと疲れにくい
「小股でスノーシューの踵が少しするぐらいで歩くと疲れにくいです」
〇傾斜がきつい所はヒールリフトを活用!
傾斜がきつい所はヒールリフトを使うと比較的楽に登れます。
〇雪崩ビーコン
雪崩に巻き込まれたときの捜索用無線標識
雪山登山する時は、雪崩ビーコンを忘れずに。
「ほんとに空気が冷えてて、キンと締まって、気持ちいいですね~」
「ちょっと見てくださ~い」
どうしました?
「あそこ~、あ~、カモシカですかね~?」
ほんとだ~、カモシカだ~。
〇ニホンカモシカ
「モコモコして可愛いっすね~。
高社山は割と蚊もk鹿いますね~。
僕も見ます」
「よいしょっ」
「はい、はい、え~と、で、こっから先は」
わっ、ずっぽり。
「そうですね~、こっから先は新雪なんでね、
違った楽しみがまた始まりますね~、じゃあ行きましょう」
「よいしょっ」
「あ~、深いっすね~」
「さっきまでの踏み締める音とまた、全然違いますよね~?」
新雪に覆われた道無き道を登る。
「ふかっ」
どんどん雪が深くなる。
「ここは深い、あははは。
よいしょっ。
新雪がお腹までありましたね~、今」
まだ誰も入っていない、真っさらな新雪の世界。
ゆっくりゆっくり一歩ずつ標高を上げていく。
「は~」
少し傾斜が緩くなった。
「は~、は~」
「は~、は~、は~。
お~、そのままちょっと後ろを振り返ってもらえますか~?
少し上の方を見ながら」
わぁ~、きれ~~~。
陽が当たって輝いてる~。
「綺麗ですね~。
これは見事ですね~。
まさに厳冬期の森ですね~」
さらに太陽が昇るにつれて、輝きが増していく。
「白っていうのはね、色んな色に染まるんでね、
時間によったり、ほんと色んな色を見せてくれるんで、
それを楽しみに来てますね~、僕も」
厳しい寒さが創り出した自然の造形美。
近衛だ、まるで花が咲いたみたい。
カシャッ♪ カシャッ♪
冬なんでね太陽の位置も低いんで、遮光がいつもよりきつめに入って、
撮りにくいですね~」
カシャッ♪
カシャッ♪
カシャッ♪
山頂を目指してさらに進む。
「ハァ、ハァ、もう少しで山頂稜線に出ますね~。
ハァハァハァ」
雪との格闘が続く~。
今回はこの辺りで終了と致します。
次回は現在雪との格闘中の所の続きから始めます。