冬季TV連ドラ考察 第5週目の速報です!!
- カテゴリ:テレビ
- 2022/02/14 23:59:19
大豪雪10日目にしてようやく札幌駅平常に。夕べ大騒ぎの本州の降雪はどうなったのでしょう。羽生君の記者会見、カーリング・ジャンプ団体の結果に不満足の深夜、忘れないうちに第5回目の考察します。 1位「愛しい嘘」またひとり減るかと思ったがギリギリセーフ。やはり雨宮母はキーか。まだらボケか確信犯の入院か、気になります。中野幸入り変わり説が強いですが、この時期世論に見破られてるようじゃ最終回に✖。なるほどと言わせる納得の論理展開に期待して1位。まだユイカちゃんのシロは安心しない。ファンレターの「クロさん」は今後のカギでしょう。
2位「ミステリと言う勿れ」巻き込まれ偶然性はもう会得。麦ちゃんキャラ良いです。今週は連ドラありがちのしゅうまたぎのための、不完全燃焼の割り食った前半週としてしまった。映画と違っての脚本家の配分ミス週。なるほどっと思う論理・格言も無し。来週冒頭の生還が納得できなければ2位を継続とします。 「DCU」休み明け、亡きアンちゃんの服務規程違反データが無ければ話進展しないとは。東京03、六角さん出た時点でフラグ出たとおり。もう水中特殊警察の意味も無くなり、一話での節目も無い。あーあ吉川晃司登場は前節の他局の「アバランチ」の完全パクリでしょ。最後は某国と全面核戦争でなきゃ終わらないかも。 「妻、小学生になる。」もう天国帰ったかなあ。 「逃亡医F」テレビ欄見たら、ワンコまで手術してた。 シード「鎌倉殿の13人」ガッキーがここまで引っ張られるとはー。YouTube解説では今後小栗旬とつながることは史実的にはブランクだからありだって。三谷脚本の遊びは無くて良かった。中村獅童の伏線はググらずに静観。でもこれまでの合戦はどれも小競り合いみたいで、大河の醍醐味無いんだな。1本1億円予算なんだから圧倒して欲しいんだけど。 暫定惰性シード「真犯人フラグ」芳根ちゃん、あれで許されちゃうんだあ。伏線撒いて関係ありませんでしたあー、の繰り返しで視聴者ついてきてんのかなあ。延べ20時間以上を日曜深夜につぎ込んでしまった教訓を映画にまわそっと。いくら地上波無料だからって局側には今後遊ばれない。
ジャンプ団体、カーリング韓国戦の負け、羽生君のひとり記者会見等々、不満の残る月曜日。 我が日本ハムのキャンプ報道は一体どうなったあ。 もちろん、今週のベスト映画は「ドライブ・マイ・カー」かな。
武田信義は頼朝と同じ清和源氏で、頼朝が八幡太郎義家の玄孫に相当するのに対し、信義は義家の弟である新羅三郎義光の曾孫です。
これは清和源氏の系統図を見れば明らか。
ドラマ中で、頼朝が自分の方が信義より本流だ、というようなことを言っていたと思いますが、義家公の血筋である自分の方が弟義光公の血筋の信義よりも上、という認識だったのでしょう。
義家公は「武家の棟梁」の名を確立した人でもありましたので。
実際は流人で所領も無く、北条やその他の豪族に頼るしかない頼朝に対し、自身の所領を統治し独自の兵力を有していた信義の方が、少なくとも石橋山の戦いに敗れた時点の頼朝よりは強者だったと思いますが。
もっとも、後々は将軍に上り詰めた頼朝に対し、信義の甲斐武田は鎌倉殿の御家人になってしまうわけですが。
とはいえ、孫の代で男女共に途絶えた頼朝の血統に対し、甲斐武田はその血統を繋いでいきます。
かの甲斐の虎・武田信玄は信義の子孫です。
あと、源頼政という人がいましたよね?
以仁王の令旨に従って挙兵したものの平家に敗れて亡くなった人ですが、この人の祖先が源頼光です。
「よりみつ」と読みますが「らいこう」とも呼ばれますね。この方、摂津源氏の祖です。ちなみに頼朝は河内源氏です。河内源氏の祖は頼光の弟の頼信という人。
頼光は大江山の鬼退治の昔話に登場する人です。退治されたのは大江山の酒呑童子。有名ですよね。
頼光配下には頼光四天王と呼ばれる猛者たちがいて、その一人が坂田金時。童話の金太郎その人です。
実際に、まさかり担いで熊と相撲をとっていたわけではないでしょうが。
系統図を見ていると面白いですよ。
「鎌倉殿の13人」の歴史考証担当の坂井幸一氏がそういう仮説を提示しておられますので、ドラマでもそうういう展開になるのでは、と予想している人は多いようです。
ただし、根拠は極めて薄弱である、と坂井氏も認めているそうなので、どういう展開になるのかは今後を見守れば良いと思います。
八重姫は20話くらいまでは出るらしいですし、前半の重要人物らしいですから。
ただ、八重姫の年齢が義時の一つ上、という設定らしいのが個人的には少々納得がいきませんけど。
ドラマ開始時の八重姫は13歳。
義時が12歳でしたから、年齢的にはつりあいます。
ですが、ドラマ開始時には彼女は既に経産婦。2歳の子供の母親です。
13歳で2歳の子供持ち。
出産は11歳。妊娠期間は標準的な40週と考えて約280日。つまり頼朝と関係を持ったのは10歳の時。
無理がありすぎませんかね?
800年前の事に現代の道徳観や倫理観を当てはめるのは無粋ですから横に置きますが(置きたくはないですよ。10歳児と関係を持つアラサー男頼朝…どう考えてもクズでしょ)、現代も800年前も人間の生理に変わりはないのであって、10歳で妊娠可能でしょうか?
たしかに、数えの12~16歳で男子は加冠の儀、女子は裳着、となって成人してましたけど。
10歳では裳着の前ですから、冬至であっても子供です。
流石に無理筋すぎるでしょう。
せめて15~6歳にしておいて欲しいですね。
しとどの窟のエピソードは、吾妻鏡にも記述がある有名な逸話です。
ドラマの中での演出は中々秀逸でしたね。
梶原景時が頼朝を見逃したのは、歴史上の多分事実なんでしょうが、何故見逃したのかは後世の我々にはわかりません。
激中では、景時以外の大庭勢に頼朝が発見されそうになった瞬間、激しい雷で捜索の兵があっさり引きました。
まるで天が頼朝を守ったかのように感じられましたが、景時も天が頼朝を生かそうとしている、と感じたのかもしれません。
実際はどうだったかわかりまsねんが、とての良い演出で景時の行動に説得力を与えたと思いますね。