Nicotto Town


きいてニコタリーナ


暇だといろいろ考える

三連休が! 三連休だ!!

木曜までに仕事済ませてまるっと休めたよー!!!
いえーあ!!!!

昨日はひたすら寝て体力を回復し、
今日は夕飯の買い物がてらちょっとドライブしました。

……で、今、
何も生産的なことをせず連休があと1日になったことに
ちょっと焦ってる自分がいる……。

連休の恒例といえばそうなんですが。

んー。ちょっと考えてみるか。



……我が20代をなんとなく振り返ってみれば、
何かしらの創造的な仕事をしたい、
何者かになりたいともがいた時代だったように思う。

(普通なら10代くらいがそういう時代なんだろうけど、
前にも何度か書いたとおり、わたしはどうやら
精神的な成熟が10年ばかし遅れているようなので)

(10代は閉じ切っててそれどころじゃなかったんだよなー)

そして30を越えて去年偶然出会った今の職場で

「(たとえ末端の末端でも)社会の役に立つ仕事をしている」

という自負を得て、もちろん体力的には大変なんだけど
精神的にはだいぶ充足したというか、そのへんが落ち着いたように思う。

後世に残るような仕事を、とまでは思わないけど、
わたしにとって社会のためになる、社会をちょっと良くする、というのは
仕事を選ぶうえでかなりプライオリティの高いことだったらしい。
自分でも知らなかった。

(プログラミングやwebデザインの学習が実を結ばなかったのも、
ああいう仕事の何割かはいわゆるブルシットジョブというか
無知な層から搾り取るための胡散臭い広告サイトを作る、みたいな
わたしの密かな矜持に反する仕事が多かったから、
というのはだいぶある気がするぞ)

(生き馬の目を抜くように、
要領よく抜け目なく時には他人を騙し蹴落としてでも
最終的に自分が得をすればいい、みたいな生き方は
どうやらわたしにはできないらしい)

(自分がこんなに良識的な小市民だったなんて知らなかった)

(ツイステが肌に合わない訳だよ)

でだ。

平日はいい。今日もそれなりに良い仕事をした、という
心地よい疲れと充足がわたしを安らかに眠らせてくれる。

でも休日は。とりわけいつもより長い連休は。

生産的なことを何もしていない、という焦りが
ちょっとだけ戻ってきてしまうんだと思う。

……生産性で人を測るのは違うよなーと
理性では思ってるはずなのに、
自分事だとそう思えないの、おかしいな。

まだ勤めだして1年にもならないのに、
いずれ(幸運にも)定年を迎えて仕事を辞めるときが来たら
自分はどうなってしまうんだ? というほのかな心配もある。

仕事一筋で定年を迎えた男性がしばしば生きる目的を失くしてしまう、
みたいなやつになるのでは?



話は変わるけど、新年にぼんやり立てた長期的目標、

「自分の好きなものを堂々と推せるようになる」、

これスゴイ!って思った作品のRTはしてるけど
感想とかはなかなか呟けてないんだ。

まあ……言い訳だけど、
疲れてると感想ひねり出すのがなかなか難しい。
最近だいたい疲れてるし。

……わたしが「自分が美しいと思うもの」について考えるのは、
「なぜ他ならぬ自分はこれを美しいと思うのか」
について逐一立ち止まって考えたいのは、

たぶんそれによって、自分の存在を逆照射する……?
みたいなことがしたいんだと思うんだけど。
えーと。

ひたすら自分の内側だけを覗いていても、
自分に対する理解が深まる訳ではない。
と、最近ちょっとわかってきている。

わたしは何を言い、何を言わないか。
いかに行動するか。またはしないか。
何を良いと思うか。何を嫌悪するか。

何を選び、何を選ばないか。何を切り捨てるか。

(全部美意識の問題と言えば言える)

あたりの……外側に現れるものを丁寧になぞっていくことが、
あるいは自覚的にそのへんを編集していくことが、
結果的に内側の虚空のかたちをあらわにするのでは……?

みたいな。うつわ論的ですね。

もちろん素敵な仕事をする人たちを推したい
(「おしたい」って変換しようとしたら
「お慕い」って最初に出たよ。なんかいいね)
って気持ちはすごくあるんだけども、

究極的には自分のかたちを知りたい、
てのがわたしの一生の目的なんだろうなあ。



……あ、わたし、

自分を愛する、のはまだあんまり上手くできてないけど、
「自分のかたちを愛する」ことなら
そのうちできそうな気がしてきたかも?

……わたし人間に生まれてしまったから、
どんなに人間を恐れ、人間のめんどくささを嫌っていても、

人間を愛したくて仕方ない。んだと思う。

人間が怖い、でも人間に惹かれてしまう、から、

人間のかたち……人間の肉体を模したものとか
人間性を描いた創作物とか
あるいは人間が心血注いで作ったものとか

そういうものを間接的に愛してしまうんだと思う。

(どうでもいいけど、人間性のある存在を描くと
どうしてもそこに何らかの地獄が発生するよなあって
最近ちょっと思う)

(地獄とは人間に付随して存在するものなのだ……
王蟲の往くところに腐海が発生するみたいな)

(こないだナウシカの原作コミック読みました)

だから自分でも、自分という人間のかたちを模索して
何かしら創作したくてじたばたするのかなあ?



というわけで、
最近考えてるちょっと抽象的なアレコレについて
ざっくり文章にできて面白かったです。

これからもぼんやり考えてこうね。
考えようと思わなくても考えちゃうんだけどさ。




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