「ドライブ・マイ・カー」ついに観てしまいました。
- カテゴリ:映画
- 2022/02/11 20:57:26
まん防の間は我慢と思っていましたが、ネット、YouTubeでの評判がすごく、ネタバレ記事を読んでしまう前に、ネット予約で席間隔が安全なのを確かめて、地下鉄駅まで雪道歩いて、行って来ました。
ネタバレはしません。
村上春樹の短編小説がどれだけ詳細まで書かれているかが分かりませんが、ふたりががりの緻密な脚本は見事の一言。
西島秀俊はこんないい作品に出ているのに、なぜ「真犯人フラグ」のオファーを受けてしまったのだろう。惜しい。
日本が世界市場に打って出るには、最近のアジア映画が連続してアカデミー賞各賞に食い込んでいるように、低予算でも徹底的に心理描写の深掘りに徹すれば、世界に届くのかあと思います。
3月末の発表、受賞の有無に関わらず、日本映画の1つの傑作として必見と考えます。
いまCMに出ている、はやり俳優を使った浅い、テーマ無し映画にお金と時間をかけるなら、絶対に割は断然良い、後を引く感覚を持って帰ることができると思います。
最近、つくづく、「脚本家」のウェイトが高くなっています。
ウェストサイドストーリーに票は流れちゃうのかなあ。
けど、本昨は今年のぴのぴのアカデミー賞各賞のもう有力候補が2月にでちゃいました。
自分を出さずに深い洞察力で心を役に染めてその人格になきるのは難しいと思います♬
一方、観客の方にも役者の一言や一つの行動が何を表現しているのかを読み取る力が
試されます。
むしろアメリカのアカデミー賞よりも、芸術を見る目を持つ観客のいるヨーロッパの
カンヌ映画祭などでで評価してほしい作品かもしれません(*^_^*)