オリンピックを楽しむメモ スピードスケート靴の話
- カテゴリ:日記
- 2022/01/31 12:38:21
冬のオリンピックも近いことだしスケートの話をしようと思う。生まれ育った地域を強く感じることの一つにスピードスケートを滑ることが出来る、というのがある。
小学校の冬の体育がスピードスケートという地域がある、その地域で小学校を過ごしたからだ。
北海道の小学校の冬の体育の授業は「スキー」だという思い込みは、道民でもしているらしくて、スキーをしたことがないと同じ道民に言っても「うそだ」と信じてくれなくて困ったことがあった。
スキーは雪が積もってることが前提のスポーツであり、寒さはあっても雪が少ない北海道の太平洋沿岸では、実施不可能なスポーツなのだ。
壊滅的な運動音痴だが、小学校一年生からスケートの授業があった地方で育った結果。なぜかスキーはできずスピードスケートで滑ることは出来る、アンバランスな運動音痴な大人になった。
スピードスケートを滑ることができるゆえ、多少、スケートの知識は持ちあわせている。そこで、スケートにおける最大の勘違いをここに記しておきたい。
フィギュアスケートとスピードスケートは、全く別物である。滑り方が全く違うので、フィギュアスケートを滑ることができる人が、スピードスケートを滑ることができるとは言えないし、その逆もしかりなのだ。
イメージとしてスケートの刃が厚いフィギュアスケートの方が氷の上で立ちやすい、と思われているようなんだけれど。スピードスケートの滑り方が身に沁みついてしまっている身に滑ろうとするとつんのめって、前に向かってこけそうになる。フィギュアスケート、怖い。
スピードスケートは足を前方に向かって出すイメージで滑るのに対して、フィギュアスケートは後ろに蹴るように滑るのだ。動作が真逆なのである。
同じスケートだけれど、滑る方法が違うので、全く違うスポーツといっても過言ではない。
ちなみに北海道太平洋沿岸でスピードスケートを指定される理由は、リンクの傷つき方が圧倒的に少なくリンクの保守がしやすいからである(その他、装備費用がスキーやフィギュアスケートより安いのも大きい。スケート靴と手袋と帽子ぐらいだし)
そんなに違うのか、と驚くと思うが、是非、フィギュアスケートのリンクとスピードスケートのリンクを見比べて欲しい。フィギュアスケートは、リンクを傷つけて滑るスポーツであり、スピードスケートはいかに傷付けないで滑るかを競うスポーツである。観戦の時、リンクの傷に注目して欲しいと思う。
ちなみに屋内リンクなどがスピードスケートで滑ることを禁止していることが多いのはなぜかというと、初めてに人が転びまくる前提でスケート靴の刃は狭いリンクでは他の人に危険であるからだと思われる。密集した状態で、転ぶ前提の安全策といえる。
基本、スピードスケートは大きなリンクで、人が密集しないように滑ることを意識すべきだと思う。
さて、狭いリンクでスピードスケート経験しかない時はどうするか、ハーフスケートというスケート靴で楽しむことになる。
ハーフスケートは、スピードスケートの滑り方が出来る刃の長さが短い、狭いリンクに対応したスケート靴である。ハーフスケートは、スピードとフィギュアの中間をとった形ゆえ、特化したスポーツ競技用の靴とは異なる。スピードも中途半端にしかでないし、クルクル回るにも不向き、というスケート靴である。ゆえにハーフスケート靴を使った競技は今のところないはずである。
※ネットの記事をざっと探したんだけど、スピードスケートの記事がすごく少なかったので、書いてみた
スケート靴の解説、すごくわかりやすいページありました
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/beijing2022-skating-shoes/
アイスホッケーは、スピードとフィギュア、両方の滑り方を採用しているんです。
と言い切るために上記URLや試合をかなり観察しました。
前進する時は、スピードスケートの滑り方、回転と止まるときはフィギュアの滑り方になっている。
ガリガリは急ブレーキで氷削っていますもんね。
冬のスポーツはスピーディだなと思います。そういう意味ではカーリングが異色な競技なのかなとも思います
それにしても男女の違いはあるけれど、ハシェクの国に勝っちゃう日本代表!!!夢みたいw
フィギュアは、摩擦を発生させて利用して動く
スピードスケートは、摩擦を発生させないようにするスポーツ
雑すぎるかな(^^;
アイスホッケーは、多分、スピードスケート寄りの滑り方でなんとかなりそうな記憶あります。
靴番うと別競技になるので、確かなことは断定できないのですが。
スピードスケートをやらされていたので、フィギュア憧れていました。
でもね、大きくなって運動音痴知ってる人とスケートリンク行って「危ないからフィギュア履いて」と強制されて(笑)、フィギュア履いたら怖い、滑れない!
「そんなんでスピードスケート滑れるわけないでしょ」
って呆れられて、ぶちぎれて、靴替えて、ブンブン滑ったら「???」
って顔されてしまった……。そんぐらいスピードスケートっ狭い地域のみの競技人口が集中しているんですよね。
>トシrotさん
小学一年生から叩き込まれるんで、身体に沁みついている動きなんだと思う
リンクの傷は、競技見る時の、楽しむポイントになると思います。是非見て欲しいです~。
スピードスケートの選手ってほぼ、出身が北海道の太平洋側に偏っているのも、小学生からやってるからです。
スピードスケート滑れるって言ったけど、コーナリングは出来ませんです。遠心力とスピードのバランスは
運動音痴には無理ゲーでした。
わたしはホッケーを欲しがりました。