猫、安楽死回避
- カテゴリ:日記
- 2022/01/28 20:28:58
ということで、昨晩に実家から緊急レスキューをしてきた老猫ですが、本日病院に連れて行きました。状態としては、大きくふたつ。
とにかく痩せ細っている。
もともとここ数年で痩せてしまいガリガリだったのですが、ほんとに骨と皮に。これは直近の何かというよりは、高齢による腎機能の障害と、後は甲状腺障害が疑われるとのこと。採血をしたので、こちらはその結果待ち。
そしてもう一つが肛門まわりがボロボロということ。
言葉で説明しづらいのですが、原因は厳密には不明確なものの、なんらかの細菌感染によって、肛門または肛門線に炎症を起こし、それを放置したために膿が大量に患部に溜まった状態になり、そのうちに皮膚が裂けて膿漏を起こし、その後でその患部近辺が壊死し、簡単にいえば、肛門周りの皮膚が腐ってしまい、肛門やその近辺の筋肉から大規模に剥がれてしまい、肛門まわりの内部組織が丸見えになってしまっています。例えるなら、ミカンのヘタを肛門としたら、その周りの皮が腐ってしまい、ヘソを中心に実から皮が剥がれてブヨブヨになっていて、中の実が見えちゃってる感じ、でしょうか。ますますわからんかw
医者も、ここまで酷いのは見たことがないと驚いていました。しかし猫自体はそれなりに元気。「これだけまだ生きられる状態なのに、安楽死はないです」ということで、全快するかどうかはわかりませんが、とにかく治療してみることに。とはいえ外科的にできることはないので、腐った部分の組織が復活するのを薬を使って促進して、地道に自然治癒を期待するしかないようです。とりあえず、塗り薬をもらってきました。塗るといっても体表ではなく、腐って乖離してしまった皮と筋肉の間に空いた空間に、指を突っ込んで薬を押し込む感じにちかいですね。。。
ということで、安楽死は回避した猫くんですが、到底実家には戻せない。医者も驚くほどに酷い状態になっていながら、おそらく父にはその認識もなく、具合が悪くなって肛門が緩んで糞を垂れ流しているくらいにしか思っていなかったし、観察もしていなかったのだと思われます。
ちなみに、犬くんとは本格的なご対面を先ほどいたしましたが、犬くん興奮して吠えまくりです。抱きかかえて撫でながら近づけると、少し落ち着いたのか、挙動不審ですが吠えまくり状態からは脱します。少し経ってから近づけたら、今度は何もしなくても大騒ぎまではしなかったので、しばらくすれば慣れてくれるかもしれません。猫はネコで、シャーッとかいってます。シャー言えるのは、元気な証拠ですけどね。たくさん犬くんをかまってあげないと、ヤキモチをやいてしまいます。。
てなことで、先ほど猫くんがウンチをたくさんしたので、お風呂でお尻中心に汚れていそうなところを洗って、薬を塗ることにします。
やれやれ。。。
肩の荷が下りたかな・・・
娘ちゃんの「散歩に行きたくない」って感じ、わかります。わたしが犬を飼えない理由はそこにある。
お医者さんって、患者側がちゃんと信頼できる、納得できる先生が一番!
そして一人の先生にちゃんとじっくり経過を見てもらうの良いですよね^^
そのくせ、キャンプとか登山とか、好きなんですよね。
先ほど、洗面台で足やらお尻やらをジャブジャブ洗いました。ぐちゃぐちゃしていた汚いものが洗い流されて、患部もよく見えるようにスッキリしました。綺麗になってみると、確かに酷いけど、なんとかなるんじゃないかという期待がこっちにも湧いてきます。
先ほど娘に父から電話があって、よろしく頼むとのことのようです。父も、元々の性分と、認知症の入口という状況から自分でもどうして良いのか分からない状態で、今回のことも私が猫を連れ帰ったことで、ホッとしているのだと思います。父だって、長年飼ってきた猫を殺したくはないですからね。
少しでも状態が良くなります様に。
もえーんさんに救われましたね。
犬くんのヤキモチ、あるあるですね!
まだ若いしね。