日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/01/21 00:25:49
こんばんは!21日(金)は、北日本から東日本の日本海側では
雪の降る所が多いでしょう。所により雷を伴う見込みです。
北日本から東日本の太平洋側は概ね晴れるでしょう。
西日本は概ね晴れますが、日本海側では雲が多く、所により雪の見込みです。
南西諸島は雲が多く、所により雨でしょう。
訪れるのは九州のくじゅう連山。
個性豊かな山々を縦走します。
きらめく湿原
錦に染まる山々
大地の息吹
山の魅力が満載
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くじゅう連山
大分県の西に聳えるくじゅう連山。
東西15km、南北10kmに渡って、標高1500mの山々が連なり、
九州の屋根とも呼ばれています。
かつては漢字で九つ重なるや、久しく住むと書いて久住と書いていましたが、
現在くじゅう連山は平仮名で表記されています。
九重 久住
〇くじゅう連山
別府市から車で1時間半、登山口のある長者原(ちょうじゃばる)です。
〇長者原(登山口)
ここでガイドの方と待ち合わせ。
おはようございます。
〇登山ガイド 西嶋功さん
「おはようございま~す。
登山ガイドの西嶋です、今日はよろしくお願いします」
山口県出身の西嶋功(にしじまいさお)さん。
サラリーマン時代に大分に赴任。
くじゅう連山に惚れ込み、山麓で宿を営みながら登山ガイドをすることに。
「今はちょうどですね~、草紅葉、え~、紅葉が堪能出来る時期です。
草原の、あの~、景色から頂上の大展望、
様々な要素がコンパクトに収容されてるのが、くじゅうの、え~、魅力です」
くじゅう連山を行(ゆ)く一泊二日の山旅。
1日目
一日目は長者原を出発。
硫黄山を眺めながら三俣山(みまたやま)へ。
山頂部に広がる紅葉を楽しみます。
この日は山の懐(ふところ)に湧く温泉で一泊。
2日目
二日目は最高峰の中岳(なかだけ)に登ってから、
主峰の久住山(くじゅうさん)へ。
下山は牧ノ戸(まきのと)垰へ。
中級者向けのコースです。
*撮影:10月下旬
午前8時出発
「この吊り橋を渡ると、絶景が広がってますよ~」
いきなり絶景ですか~?
「行きましょう」
わぁ~、いい景色だな~。
〇タデ原(わら)湿原
「ここは~、タデ原湿原ですね~。
くじゅうの山々から湧き出してきた水の遊水地です。
希少な植物、水鳥が生息してる所ですね。
2005年ラムサール条約に登録されて、今も守られています」
貴重な湿原なんだ。
朝日を浴びてススキが輝いてる。
山麓に広がる雄大な湿原。
スタートしてすぐに圧巻の景色だ。
湿原を過ぎると森の中へ。
「この木漏れ日がいいですよね~。
ほんといい雰囲気ですね、ここ」
確かに気持ちいい~。
1時間程歩くと、周りの木が低くなってきた。
「ここはあの~、火山性の土壌で、高い木が~育たないんですよ。
やっぱり一番くじゅうらしい、あの~、景色ですね~、この辺りは」
火山性の土で栄養が少ないから、木が大きく育たないのか~。
あれ?今度は植物がほとんど生えていないぞ。
「硫黄山です。
くじゅうの中では一番火山活動が活発の所です」
〇硫黄山
ガスが出てる。
地球の息吹を実感するな~。
「昭和40年代までは、硫黄の採掘がおこなわれてきました。
戦国時代には南蛮貿易の交易品になったともいわれています」
そんなに昔から硫黄を掘っていたんだ。
三俣山の頂を目指す。
「よいしょっ」
登りが急になってきたぞ。
頑張ろう。
「よいしょっ~」
「つきますね~」
「よいしょっ」
「ちょっと振り向いてください。
今日はくじゅう連山が綺麗に見えますよ~」
ほ~んと、その名の通り山が連なってる。
〇中岳
「一番真ん中に聳え立ってる高い山が、九州本土最高峰中岳です。
そして一番右に見えてる山が、久住山。
綺麗ですね~」
〇久住山
「明日中岳、久住山、両方登りますね」
中岳 久住山
「楽しみですね」
ここで山旅スタイル。
今回は中岳や久住山を眺められる所までの紹介でした。
次回は登山の欠かすことの出来ないウェアについてを
登山ガイドの西嶋さんに教えていただくところから始めます。