日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ④
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/01/18 00:15:16
こんばんは!18日(火)は、北日本や北陸から山陰では雪や雨が降り、
大雪となる所もあるでしょう。雷を伴いふぶく所もある見込みです。
大雪による交通障害や、雷を伴った強風に注意、警戒してください。
東日本から西日本の太平洋側や九州北部では晴れる所が多くなりますが、
関東甲信の山沿いや東海から近畿では昼頃にかけて雪が降る見込みです。
南西諸島は曇りや雨となるでしょう。
輝く沢を登る
紅葉に包まれ進む
いくつもの滝を越えて
絶景の広がる頂へ
きらめく水の山
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北海道 斜里岳
〇登山ガイド 伊藤典子さん
登山ガイドの伊藤典子さん。
知床の自然に魅了され、13年前、斜里岳の麓の町に移り住みました。
その後ガイドとなり、山の魅力を伝えています。
*撮影:9月下旬
前回は出発から4時間半、山頂手前の岩だらけの所までの紹介でした。
今回はいよいよ頂上に到着です。
斜里岳からの美しい眺めや伊藤さんの山への想いの紹介です。
〇斜里岳(1547m)
「はい、斜里岳山頂到着しました」
ありがとうございました。
「見てくださ~い、この景色」
凄い眺め~。
北に広がるのはオホーツク海の大海原。
西の方に目をやると。
「知床半島が見えてますね~」
世界遺産の雄大な自然が広がっている。
「羅臼岳、連山が連なって、奥の硫黄山まで綺麗に見えてますね~」
〇知床連山
〇硫黄岳
〇羅臼岳
〇登山ガイド 伊藤典子さん
「あの~、今日はね~、沢山渡渉(としょう)して、
滝の水しぶきをね感じたりとか、
あと、水の始まりを見ることが出来ました。
で、海と山の繋がりを感じることが出来たんじゃないでしょうか?
時期的には、もしかしたらもう雪がサラっと降っても
可笑しくない時期ですので、冬の前の最後の秋の美しい輝きが
見ることが出来ましたね。
見た目も、登る前も格好良さと、
登ってる時にもそれを感じながら登ることが出来る体感出来る山だと思います」
北海道の斜里岳。
鮮やかな紅葉の元、煌(きら)めく水の風景を満喫した山旅でした。
スタートする前には、伊藤さんが登る前に斜里岳を見てもらいたかったんですよと
おっしゃっておられましたね。
登山口の清里コースから出発し、森の中を進みましたね。
知床や北海道を体表する木のトドマツやアカエゾマツが生い茂り、
枝が上を向いているのがトドマツで、下を向いているのがアカエゾマツですね。
そして黄色いミネカエデと赤いハウチワカエデが美しかったですね。
降りて行きますと沢がありましたね。
こちらの沢の水は斜里川へ注ぎまして、やがてはオホーツク海へですね。
しばらく歩きますと、標高900mを超えたところには、
羽衣の滝がありましたね、とても美しい滝でした。
そしてここから急な岩場を登って行きましたね。
沢沿いの道を進みますと、万丈の滝がありました。
ここからはクライミングのような急な岩場を登り、
斜里平野が見えましたね。
オホーツク海も綺麗でした。
登山口から3時間余り、沢が細くなりましたね。
ここが水の始まりとは驚きました。
沢から離れ、尾根の方に向かい上がって行きますと、
足元には岩の欠片(かけら)が沢山ありましたね。
到着しました稜線の標高は約1400mでした。
ここからは、屈斜路湖や摩周湖が眺められましたね。
そして、森林限界を超えますと背の低いハイマツが生えていましたね。
ハイマツのそばには、可愛いコケモモの実がなっていましたね。
ハイマツのお陰でコケモモが生息を出来るのも素敵な自然の流れですね。
小さな沢から斜里川となり、そしてオホーツク海へ。
素晴らしい水の営みがいつまでも続いて欲しいと感じました山旅でした。
火曜日のお忙しい時間帯にコメントをありがとうございます。
そうですね、北海道の山は緯度が高いですので標高が仮に1000mだとしましても、
緯度が低い地域の2000mの山と気温が一緒だったりするのですよ。
勿論全てではありません、場所やお山の形態、風の向きや強さによります。
ですので確かに北海道の山は注意しないといけませんね。
北海道の山はやっぱり怖いです(^_^;)