日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/01/14 00:18:39
こんばんは!14日(金)は、西日本から北日本の日本海側では雪が降り、
雷を伴う所もあるでしょう。大雪による交通障害などに警戒してください。
西日本から東日本の日本海側では、高波にも警戒が必要です。
その他の地域は晴れる所が多くなりますが、
近畿中部や東海では午前中を中心に雪の降る所がありそうです。
南西諸島は雲の多い天気となるでしょう。
訪れるのは北海道の斜里岳。
潤いに満ちた沢を登り、煌(きら)めく水の風景と出会います。
輝く沢を登る
紅葉に包まれ進む
いくつもの滝を越えて
絶景の広がる頂へ
きらめく水の山
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北海道 斜里岳
北海道の東部、知床半島の付け根に聳える斜里岳。
〇斜里岳(1547m)
裾野を広げるその端正な姿からオホーツク富士とも呼ばれています。
〇オホーツク富士
日の出前、麓の観光案内施設でガイドの方と待ち合わせ。
おはようございます。
〇登山ガイド 伊藤典子さん
「おはようございま~す。
本日ご案内しますガイドの伊藤です。
よろしくお願いします」
登山ガイドの伊藤典子さん。
知床の自然に魅了され、13年前、斜里岳の麓の町に移り住みました。
その後ガイドとなり、山の魅力を伝えています。
「じゃあまず最初にこちら斜里岳が綺麗に見えてますよ~」
わ~。
朝焼けに浮かぶ斜里岳。
きれ~。
「格好いいでしょ~?
まずはね、登る前に斜里岳を見てもらいたかったんですよ~。
山頂に光が当たり始めてますね~」
山のお目覚めですね~。
「地元の人もね、あの普段の生活の一部になってるって
見らさる山っていう風についつい見ちゃう」
〇見らさる山 つい見てしまう山
「凄く愛されてる山なんですよ」
ほんと見とれちゃいますね。
〇登山口(清里コース)(680m)
「はい、そしたら出発しましょう」
朝6時、いよいよ登山開始。
*撮影:9月下旬
「もう森が迫ってますね~」
ワクワクしてきたな。
「はい、今日は、あの~、何度も沢を渡って、沢山の滝を越えて行く。
そういったようなちょっと珍しい登山道になっています~。
で、今の時期は、あの紅葉が見ての通り美しい時期で、
知床の短い秋にね、あの、美しい秋と一緒に漢字ながら登って行きましょう」
水煌めく斜里岳を堪能する日帰りの山旅。
登山口から森を抜け、沢に出る。
そこから流れに沿って登り、連続する滝を越えて行く。
そして展望を楽しみながら、稜線を辿(たど)り、頂へ。
下山は尾根ずたいに下る、全行程9km、、中級者向けのルートです。
まず、森の中を進む。
「ちょっとね、あの木、見てくださ~い。
ね~、知床や北海道を代表する木なんですけれども、
トドマツという木になります」
〇トドマツ
「ね~、ちょっとこう見てもらうと、
枝が上向きに生えてるように見えませんか~?」
ほんとだ~、空に向かって伸びてますね~。
あれ~?でもこっちのはちょっと違うような。
〇アカエゾマツ
「これがアカエゾマツになりますね~」
「見分ける為のちょっと方法がありまして~、
こう天まで届け~、どうでもええぞ~って、
アハハハっていうんですけれども」
〇天までトドけ どうでもえエゾ
(ドドマツ) (エゾマツ)
〇トドマツ アカエゾマツ
枝が上を向いているのがトドマツで、下を向いているのがエゾマツか。
面白いな~。
「やっぱりだいぶ色がね~、変わってきましたね~」
登るにつれ、木々が色付いてきた。
「ほら、上へちょっと見てみると、光でキラキラしてて、
紅葉綺麗ですね~」
わぁ~、鮮やか~。
〇ミネカエデ
「黄色いミネカエデと赤いハウチワカエデ」
〇ハウチワカエデ
黄色と赤のトンネル、綺麗だな~。
「陽当たりのいい所は、色が綺麗に変わってますね~」
あっ沢だ。
「降りた所から、沢、歩きますよ~」
いよいよ沢沿いの道が始まる。
「う~ん、ほんとにすぐ横歩くでしょ~う?」
水が澄んでて気持ちい~。
この沢の水は斜里川に注ぎ、やがてオホーツクの海へ。
その流れを遡(さかのぼ)って行く。
斜里岳ならではの登山道だ。
鮮やかな紅葉の中、水と戯(たわむ)れながら進む。
「さぁ今からここ歩きますよ」
沢を渡るんですね~?
ここで山旅スタイル。
今回は沢を渡る前の所で終了と致します。
次回は山旅スタイル(沢の登り方)の紹介から始めます。