Nicotto Town



南の魔女クレア96


クレアが何事かとおもっていると馬のひづめの音がしてアルガーと其の妹が隊列に加わったのでした。
何故アルガーがとクレアは思いましたが既に殺人人形は先を進んでいます。
馬を抑えていた兵士が手を離した途端にクレアは馬に鞭を入れて先を急ぎました。
そして此処から細い道で両側が緩やかな崖になっていて馬では行けない所に差し掛かると紙面上の会議の時に話し合った通りに此処でクレアは馬から降りると前で既にばっさばっさと死体が動いているのかと思われる目だけがぎらぎらした毒の息を吐いて刃物で切り付けて来る人間を切り倒している殺人人形の後を走って追いました。

クレアの前にもどんどん気味の悪い骨に皮が付いた様な人間が毒の息を吐きながら襲ってくるのをどんな攻撃も防ぐと盾で毒の息を防ぐと風の剣で相手を切り裂いて進んで行きました。
殺人人形はバサッ、ドサッと切り倒しながら既に「占いの館」の前についてます。
クレアもビシッ、ズサッと盾で相手の攻撃を交わしながら相手を風の剣で切り倒し「占いの館」のドアの前に着くとドアを手から瞬時に爆風を出してドアを吹き飛ばして其の爆風で窓ガラスが割れる音と何かが倒れる音がしました。
クレアは「しまった!やり過ぎたかッ!」と声を出してしばらく様子をみるとどうやら窓ガラスとドアの近くの物が吹っ飛んで倒れた位で済んで様で殺人人形がクレアの指示を待っているのでクレアが中に入って本体を倒せと命じると殺人人形が館の中に入って行き其の直ぐ後をクレアが追うように入って行きました。

クレアは本体を倒せば今後ろで人を襲っている連中の魔力が解けると確信しているので一刻も早く此の魔法を放っている本体を見つけ出して殺すより他にないとおもったのです。

クレアは神経を集中させて魔法の出ている先を探って「2階だ!」と殺人人形に指示を出しました。
殺人人形はだだだっと走りながら毒を吐きながら降りて来る人間を切り倒して階段を駆け上がりました。
クレアは殺されて倒れ落ちて来る人間をよけながら後から駆け上がりました。

そして遂に本体を見つけたのです。其れは奇妙な冠?ティアラ?を付けた奇妙な服を着た女でした。
既に自分の呪いが自分の体を蝕んで顔に罅が入ってます。恐らく体の中はもうぐちゃぐちゃでしょう。
やはり手に魔石を研磨した魔玉を持っていました。「呪いの毒」で其れは真っ黒などす黒い渦を中で巻いているのが解りました。

クレアはまず魔玉を其の女の手から外させなければと思いました。其れを取り上げて持って帰るためにクレアは魔石を取り上げても両手が使えて闘える様にする為に斜め掛け用のカバンをかけて来たのでした。

クレアは殺人人形にストップをかけました。
其の女は先が三つまたに割けた大きなフォークの様な武器のトライデントを持ってます。
其の女が言いました。「此れはどんな硬い鎧も突き刺し岩も突き刺すトライデントよ。此処まで来れたのは褒めてやろう。だが此処でおしまいよ。」と其の女はにやりと笑いました。
クレアは冷静に「其れは直ぐに解ったわ。でも私の風の剣とどんな攻撃も跳ね返す縦と彼の服は鉄より硬い魔法の服て何でも切り裂く鎌を両方一度に防ぐのは片手では無理だわ。
特に彼の魔法の服は両手で勢いと付けないと岩や硬い鎧と同じと考えてやると跳ね飛ばされるわよ。
まず其の手の持っている玉をどこかに置くのね。其の位彼は紳士だから待ってくれるわ。」と言いました。

女はクレアの顔と表情一つ変えない殺人人形の顔を見ながら魔玉を近くあったソファーの上に置いて手を放して体を開けた途端にクレアの手から疾風の風を出して彼女を壁に軽く吹き飛ばして魔玉を置いたソファーから彼女を離して其のソファーと其の女の間に殺人人形とクレアが割って入りました。
「クレアはさぁ、準備は良い?」と白々しく其の女に聞きました。
其の女はクレアに吹き飛ばされてよろけながらも攻撃を仕掛けて来ないで表情一つ変えない殺人人形に対して両手でトライデントを構えました。
其の時アルガーの妹と小隊長がやっと追いついてきました。
クレアはアルガーの妹に肩からカバンを外すと其の魔玉をカバンに入れて決して落とさない様に持っていてと言うとカバンのアルガーの妹の方に投げました。

そしてクレアは改めて女の方を見て「覚悟は良い。行くわよ!」と言いました。
其の女は両手でトライデントを構えると向かって来た殺人人形をあっさりと刺しました。
殺人人形はくし刺し状態で後ろの背中からトライデント先が出ています。

アルガーの妹がソファの上の魔玉をカバンに仕舞って抱えるのを確認すると勝ち誇ったようにクレアの方を見ている其の女に攻撃を加えようとした時にアルガーがやっと浄化の杖をまさに杖代わりにして追いついてきました。
アルガーが其の女を見て「ドーア姫…様」と言った途端にクレアはアルガーの方を見て「知ってる人?」と言ったタイミングで其の女がクレア目掛けて毒を吐いたのでした。

クレアはまとも毒を吸って倒れました。
アルガーが必死で浄化の杖をふりました。
其れと同時に其の女にくし刺しにされた殺人人形が表情を変えずに鎌を振り下ろしました。
片手で其れをよけながら其の女は必死に殺人人形に毒を吹きかけてます。其れでも表情を変えずにくし刺しにされたまま鎌を振り下ろす殺人人形をトライデントから外そうとトライデントを振り回した時にアルガーの持ってきた浄化の杖で息を吹き返したクレアがわずかな隙を目掛けて其の女に「疾風の貫き」と言って其の女の方に剣先をかざすと一筋の風の鋭い筋が其の女の腹を貫いて其の後ろの壁にも丸い穴を開けました。
其れを見届けるとクレアはヒィッと声を発すると気を失ったのでアルガーがまた浄化の杖を必死に振りかざしてます。

腹を疾風の鋭い風圧で射抜かれた女はどろどろの腸を其処から悪臭と共に出しながら「うぎゃ、ぎゃ~っ」と声を発して悶え始めました。
その間にくし刺しにされた殺人人形の鎌がくし刺しにされたまま其の女の肩を切り裂きました。
最後はクレアの後から必死にクレアについて来た小隊長が体ごと剣を相手の心臓を貫いて壁に其の女を押し付けました。
剣に心臓を貫かれて其の女は立ったまま壁に張り付いて絶命しました。

其の途端に外で動いて毒を履いていた刃物を振り回していた人間たちがバタバタと倒れて行きました。
やっと魔法が解けて余程苦しかったのかすっと涙を流して息を引き取った者もいる様でした。

クレアは小隊長に抱きかかえられながらけが人を運ぶために待機していた馬車に運ばれました。
馬車に乗せられるとクレアははぁはぁと肩で息をしながら「魔玉を落とさないで・・・」と言うとまた気を失いました。
クレアの後ろからカバンを持ったアルガーの妹がしっかりとカバンを持つと其の馬車に乗り込みました。
アルガーもやっと追いついて其の馬車に乗ると必死に浄化の杖を振り続けました。
時々クレアは息を吹き返したのか肩で息をするしぐさをしてはまた気を失う事を繰り返しました。
そうやってクレアは神官病院へ運ばれて其処にはシグラートとマドレが待っていてクレアをベットに運ぶと神官長自ら浄化の祈りをし始めました。
少し息をし始めたクレアをマドレが体を起こして「魔女の回復薬」を飲ませました。
クレアは肩ではぁはぁと息をしながら目を開けると「魔玉を浄化して…すぐに」と言いました。



アバター
2022/01/10 00:12
ぐれいす様
風邪ひきまつた。
最初に自分の書いたのと3000文字に収める為に内容かえてます。
色々はしょっているので夏休みの宿題の感想文を書くときに読む「あらすじ」の様になってます。
其々の「心のひだ」と言うのを削除しているので馬鹿どうしのぶつかり合いになってます。
アルガーの妹も名前を出さなくかえました。所謂RPGの主人公の様ないい子なんですよ。
兄は高慢さと偏見の持ち主で二人の差で其れをだしたかったのですが
其の部分を両方とも削りました。
アルガーは次でちょっとだけ良い感じで出せたら出すけど本当は嫌な奴です。
アバター
2022/01/09 23:49
 あ~、やっと(読むのが)追いついた……。



月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.