Nicotto Town



重賞展望


今週末は阪神C、そしていよいよ有馬記念。あとは来週火曜のホープフルSで21年の中央競馬も終わり。しっかり当てて気分良く年末年始を迎えたい。

【有馬記念】20年はかなり重たい馬場にも関わらず1番緩んだところでも12秒台後半でスパート地点も早く、上がりのかかるタフなレースになって差し有利。19年はアエロリットがハイペース(後続はミドルペース)で淀みのないラップを刻んでタフな差し決着。18年もキセキが道中1度も13秒台に落とさず差し決着。それ以前の数年は1度目の直線急坂~1コーナーにかけての上り坂で13秒台を刻む中緩みがあっての立ち回り決着。去年も書いた気がするけど有馬記念は中盤しっかり緩むと内や前有利な立ち回り戦で中盤締まった流れになるとタフな差し決着になりやすいレース。今年は馬場は去年よりは軽いけどパンサラッサやタイトルホルダー、ディープボンドといった逃げ先行馬多数でキセキが暴走する可能性も。現時点ではここ3年と同じようなタフなレースで想定してるけど天気や枠を見て判断したい。血統で目立つのはドイツ血統やダンチヒ、スタミナ系ナスルーラあたり。

グランプリ4連覇に王手のクロノジェネシスは上がりのかかる小回りへの適性は今更言うまでもないし衰えもなさそうやから普通に考えたら好走確率は高い。あとは海外遠征明けの状態面。エフフォーリアは総合力の高い馬で中山内回りも皐月賞でこなしてるから大崩れするイメージはない。ただ気になるのはダービー後早めに菊やなく秋天に向かう意向を示したこと。2400はダービーでこなしてるけど超高速馬場やったし、2500でのタフな消耗戦への裏付けは現状ないんよね。有馬が秋天と阪神内回りの菊、どっち寄りの適性が求められるかってなると間違いなく後者。(まぁ、実際には今年の菊は中盤えぐいくらいの中緩みでスタミナが求められたかは微妙やけど)その菊花賞を制したタイトルホルダーはあれだけ緩めても後続が全く動かんかったように上手く行き過ぎた印象。あのメンバーで着差ほど抜けて強いわけではない。今回は恐らく番手からになるしエフフォーリアも早めに先頭に立つタイプやからね。展開的には恵まれるかは疑問。ステラヴェローチェは上がりのかかるタフな消耗戦は得意でロンスパ能力の高い馬。菊花賞は流石に距離が長かったし短縮は歓迎。後ろからの競馬になるなら面白そう。アカイイトはエリザベス女王杯は驚きのロンスパ性能を見せたけどメンバー的には去年と比べれば2枚落ち。サラキアを重ねるのは危険かなと。最後にもう1頭面白そうなのはディープボンド。速い脚なんかは使えへん馬やから上がりのかかる消耗戦でこそ。差し有利な展開の中、残れる先行馬はこれなんちゃうかなと。もうちょっと穴目も挙げたいけど流石に能力的に可能性があるのはここまでかな。





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.