だれ似かと
- カテゴリ:日記
- 2021/12/19 20:02:52
あるところで、
阿修羅のことをコメントで書こうとして、
阿修羅像の画像を画像検索で探して〜
まじまじと見ていた時に…最近似たお顔を見た気がしたんです。
自身の記憶のことですから、検索とかで探すことも出来ませんし、
どこかで見たのかな?どこでだろう〜?だれなんだろう〜?と、
思い出せるまで、ちょっと放置してしまいました…
ニュース動画を見ていたら、その方が…
あぁ〜環境活動家のグレタさん。
眉間にちょっとしわ(みたいなのであって、皺にはなってません、笑)
眉毛の先がちょっと持ち上がった感じで、大勢の若い人の前で話してる。
阿修羅像の表情に似てる…いや、顔自体が似た感じがする〜
危機的な状態にあっても、なにも変わらない世界に対して、
強く抗議しているその姿は〜
帝釈天の大軍勢に対して、少ない手勢の阿修羅の軍勢を率いる
阿修羅王の姿に見えてきました。
わたしの中の阿修羅王の姿と言えば、阿修羅立像の他に、
萩尾望都先生の描かれた、百億の昼と千億の夜に出てくるあの姿です。
その活動全てを支持出来るわけでは無いんですが、
あきらめずに少しずつ地道に支持者を増やして、
世界を変えて行くその道は、まさに阿修羅の道なのかも知れません。
作中では悪者扱いされていますけれど〜
どちらかと言えば、上司に従ってはいるけれど、ちょっと不満気な、疲れたサラリーマンに見えてしまいます(笑)
阿修羅が転輪王になって、次の輪廻では、もしかしたら、味方につけられちゃうかもしれません。
最初から破壊してしまうための発展や開発を見抜くことは難しいかもしれません。
持続可能な社会を考える上で、いまからやろうとすることを、疑うとまではいかなくても、別の視点から見直すことが大切だと、思わされる作品だと感じます。
光瀬龍先生の小説には、
10代くらいの子供向けのSFに触れてて、
著作者名を覚えてませんでしたが、
百億の昼と千億の夜で、初めて認識して〜
ファンになりました。
未来の労働者たちが、小説が書かれた時代の背景を写していて〜
安部公房先生の小説と、わたしの頭のなかで混じってしまっています(笑)
小説と漫画は場面描写が、かなり違うので〜、読み比べてみるとー楽しいですよね〜
あれのおかげでちょっと(いやかなり)キリストが嫌いになったですが(笑)
漫画版の後に原作の光瀬龍さんの小説を読んだんですが、これを漫画にしたのか!と思いましたっけ。