Nicotto Town



重賞展望


ピクシーナイトと福永騎手はそれぞれ骨折とのこと。残念ではあるけど命に別条がなくて何より。今週末の重賞は朝日杯FSとターコイズSの2つ。

【朝日杯FS】阪神JFと同じ阪神外回り1600で行われるレース。基本は前半~中盤のペースは上がりにくく末脚勝負になりやすいコースで16~18年は1秒前後の後傾ラップで中盤2Fも24~5秒と傾向通り。ただここ2年はどういうわけかテンの3Fが33秒台後半で前後半差約2秒の前傾ラップ、中盤の2Fも23秒台前半とかなり速い流れになっててほぼ別レース。原因はハッキリとはわからんけど、ぶっつけ本番のローテが多くなったことやホープフルSの価値が上がってクラシックを狙うような馬はそっちに流れてることで朝日杯に出る馬はマイル以下を使われてきた馬が中心になったからかなと。今年も前走千四を逃げて勝ってきた馬が多数。ペースはそれなりに流れそうやけどどうか。血統で目立つのはデインヒルを筆頭にノーザンダンサー系の血やナスルーラあたり。

出走予定馬をパッと見て感じたのは人気サイドになりそうな馬が軒並みスローの経験しかないこと。阪神JFのステルナティーアやないけど、器は大きくてもドスローの経験しかない馬は追走ペースに戸惑って凡走するケースも多いからね。スローならともかくハイペースで流れれば荒れる可能性はありそう。セリフォスもスローの経験しかないけどマイルで3戦3勝、新潟2歳Sは時計、内容ともにハイレベルやし同コースのデイリー杯2歳Sはロスの大きい競馬で勝ち切るなど人気サイドの中では裏付けは1番ある。そもそもダイワメジャー×ナスルーラを4本も持つ母系でドスローからの瞬発力に特化したタイプなわけないしね。ジオグリフはドスローの新馬、中盤の緩みが少なく上がりのかかる札幌2歳Sで連勝と全く違うレースで強い勝ち方やったように能力は高い。ただスタートはかなりもっさりしてる馬でこれまで自身のテンの3Fは37秒以上かかってる。経験のないマイル戦のスピード、特にテンの速さについて行けるかは疑問。怪物でもおかしくないけどあっさり馬群に沈んでも驚けへん。ダノンスコーピオンも同じでキャリア2戦はどちらもスロー、特に中盤13秒台のラップが2つ以上入る緩い流れで今回のペースについて行けるかは全くの未知。ドウデュースも緩い流れしか経験してへんから基本は同じやけど、アイビーSテンの3F35秒9を2番手追走とこの時期のハーツクライ産駒にしては追走力はある方かなと。1週前追い切りの動きもやたら良いんよね。穴っぽい所を狙うならやっぱり速い流れのレースで好走した馬になると思う。オタルエバーはスローで逃げて好走してきた馬やけど前走はミドルペースの千四で快勝。新潟2歳Sではセリフォスに0秒3差やし面白さはある。あとは京王杯2歳Sはそんなハイレベルやったとは思わんけど3着馬が阪神JFで2着に入ったしマークは必要かも。2着のトウシンマカオ、スタートで不利があったヴィアドロローサも気になる。





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