昭和の船といわれたら…
- カテゴリ:日記
- 2021/12/05 11:14:34
船はハマっ子の大好物。地元の漁師が使う粗末な木造ボートでも、
船舷に古タイヤ結んであるオンボロのはしけでも、どんと来い。
さて先日『艦これ』で宗谷を入手。『昭和の奇跡の船』という別名もある。
大活躍した船歴を見れば、昭和を代表する船なのが分かります。
南極観測船としての大活躍で国民的アイドル船にもなったし、
子供の頃出港を見に行ったこともある。称号に文句はない。
ですが、反原発の時代、なかったことにされてる不憫な船もある。
原子力船『むつ』もまた、昭和を代表する船だと思うんですよ。
小学校の社会の教科書では、捕鯨と原子力がやたら称賛されてたしね。
小学3年の社会では捕鯨船団の船四種を覚えさせられたし、
『むつ』の原子炉の位置を答える問題もあったんじゃないかな。
古き佳き(良きとはいいません)夢の原子力世代の幼年期ですね。
こんな縁もあるので『むつ』のトラブルや地元の反対運動などに、
胸を痛めたこともあった。ハマを母港にさせてやりたかったな。
ところで、廃船になり解体されたと思ってたら、なんとなんと。
JAMSTECが運用してる『みらい』、大改造した『むつ』だったんですね。
スンゴク嬉しい。常軌を逸した堅牢設計を生かし、船を二つに切って、
前半分には『むつ』の面影が残るようになってるそうです。
そりゃ頑丈で長期航海でもびくともしないわけだと大感心。
『みらい』になってからは生で見たことがなかったし、
JAMSTECとは少々因縁があり好感が抱けないのだが、これは別問題です。
『みらい』も後継船の完成と入れ替わりで引退することが本決まり。
『宗谷』は今でも船の科学館にいますから、できれば並べてあげたいねぇ。
船の科学館に断られたらハマに来なさい、氷川丸と並べてあげるから。
(思い出して慌てて付記)
『宇宙よりも遠い場所』というアニメを観ると、
南極観測船や隊員の凄さが分かるのでオススメしちゃいます。
越冬隊の方がお土産でくれた氷で作った水割りの味も思い出すなぁ。
コンチハ。『むつ』の再利用は有名な話だったそうですが、
全く知らなかったです。新造船造るみたいな大改装だったようですね。
「よりもい」というんですか、それも知らなかった。大変好みです。
ヒロイン以外もそれぞれ克服すべき課題を抱えた青春群像劇、
キマリちゃんが中でもお気に入り。あのパワーはいいですねぇ。
船酔いシーンみてると、八丈島行きの2等船室を懐かしく思い出します。
よりもい(「宇宙よりも遠い場所」の略)はよかったですね。