Nicotto Town



お母さんは、そう言えば、私と喧嘩したとき

私のお母さんは、私と喧嘩したときに絶対に謝らなかった。


本当に悔しいと思っても、なぜか絶対に謝らなかった。

それは私が子供で、相手が親で、それで、親は子供を幸せにするためにやっていることだから、謝る必要がないと思っている。

そういう感じだった。

それに比べれば、私と自分の産んだ子供のけんかは、いつも私が誤っていた。

「ごめんなさい」

の大安売りだったかもしれない。

だから、私は長女にも次女にもものすごく馬鹿にされていたかもしれない。

私は子供のためにものすごく尽くしたんだけどな。

結果どうなったか?

どうなったも何もないけど、私には精一杯子供に尽くしたとは思っているが

力不足で、十分なことはしてあげられなかった。

だから、今でも、申しわけないと思っている。

そんな私は今どうなっているかといえば、けっこう幸せだ。

幸せって、「こうなったら幸せ」ということではないみたいだ。

どういう状況であれ、ただ何となく私は幸せな気がするって思える。

だって、夫は3年後に帰って来ると思っているし。

仕事だって、順調に適度にあるし、ご飯は毎日おいしいし。

何だか幸せな気分がする。

脳が壊れちゃっているのかもしれないけど。

健康っていいことだ。

働けるし。





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