重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2021/11/22 23:58:50
今週末の重賞はジャパンC、京阪杯、京都2歳Sの3つ。昨日も書いたけど馬場傾向が読みにくくて難しい。1週間頭を悩ませることになりそうです。
【ジャパンC】20年はキセキの玉砕覚悟の大逃げ(後続はややスローからのロンスパかな?)。馬場は外有利。19年は前日不良馬場から重まで回復したけど内から乾いて内有利。前傾ラップ。18年は超高速馬場で中盤~後半高速巡航レースでレコード。17年はずっとハロン12秒前後を刻み続けるような持続力戦。16年はキタサンが中盤緩めてからの早めギアチェンジで押し切りと馬場や展開は年によってバラバラ。同じコースのダービーと比較すると上がりがかかるタフなレースになることは多い。ただ今年のメンバーは仮にキセキが出遅れたり控えたりするようならコントレイルやオーソリティが押し出されてハナに立つんちゃうかってくらい後ろから行く馬ばっかり。海外馬はわからんけど奇策に出る騎手がおらん限りはスロー濃厚かなと。血統的に目立つのはトニービン。あとはキンカメ経由込みのヌレイエフあたり。ただこれは持続力が求められるタフな流れやからこそとも考えられる。ドスローで上がりの速いレースならもうちょっとスピード色の強い血が有利かもしれんね。
パッと見て感じるのはピークアウトした高齢馬やGⅠでは足らんような馬ばっかりやなと。こうなるとどうしてもコントレイルとシャフリヤールの比較からせなしゃーないね。距離は2000メートル前後で馬場は高速馬場がベストなのは共通してるかなと。ただ東京適性やトップスピードはコントレイルが上。秋天みたいなスローからの3F瞬発力戦で同じ位置からのヨーイドンなら十中八九コントレイルが先着すると思う。シャフリが勝つとすれば毎日杯みたいな高速巡航レースかダービーみたいな5F以上のロンスパ戦になる必要があるのでは。あとは2キロの斤量差と位置取りをどう活かすか。3番人気はオーソリティになるんかな?好きな血統やし大箱コースの中距離戦はベスト条件やとは思うけどこれまでにGⅠ級のパフォーマンスは見せてへんのよね。瞬発力勝負で同世代のコントレイルに勝つイメージは全くないし、かといってタフな消耗戦は有馬や春天で惨敗してるように得意やないからね。ルメールで人気するやろうし馬券的には食指が伸びひんかな。京都大賞典はレベルの高いレースやとは思わんけど、8Fのロンスパ戦というタフな流れで2着のアリストテレスと3着のキセキ以外は差し追い込みが上位を占めたことからこの2頭は評価しても良いんかなと。正直キセキはピークアウトはしてると思うしアリストテレスは気性の難しさが出て来て出し切れへん馬になってる印象。ただ低調な今回のメンバーなら元々の能力は上位やからね。アリストテレスは追い切り動かん馬やけど1週前追い切りが結構いい動きやったからちょっと期待してみたくはなる。ただまぁ、基本的には高速馬場で中盤締まった流れやロンスパ戦ならコントレイルとシャフリヤールの一騎打ち、3F瞬発力戦ならコントレイルとシャフリヤールの間に何頭か入る可能性はある。ズブズブの道悪消耗戦なら例によってモズベッロ、あとはマカヒキあたりも多少チャンスはあるかなって感じです。面白味も何もない予想やけど。