1436番:ジュール叔父さん(9)
- カテゴリ:日記
- 2021/11/16 22:12:05
ジュール叔父さん(9)
————————————【9】——————————————
Mes sœurs , prêtes les premières, attendaient le signal
du départ;mais, au dernier moment, on découvrait
toujours une tache oubliée sur la redingote du père de
famille, et il fallait* bien vite l'effacer avec un chiffon
mouillé de benzine.
———————————— (訳) ——————————————
先に準備が出来た姉たちは出発の合図を待っていました.
しかし、土壇場で、いつも一家の父のフロック・コート
の残っていた汚れを見つけるのだった.それで、大急ぎ
でベンジンで湿らせた雑巾で拭かなければなりませんで
した.
——————————— 《語句》 ——————————————
prêt(e)(s)(形) 準備の出来た
signal [スィニャル](m) pl→signaux, 合図
dernier (形) 最後の au dernier moment 最後の最後で
découvrait (半過去3単) <découvrir (他) 発見する、見つける、
気づく
tache (f) しみ、汚れ
「tâche (f) (課せられた)仕事」との混同に注意
redingote [ルダンゴット](f) (18,19世紀の)フロック・コート
(胴まわりをしぼった婦人用コート
oubliée (形/f、過去分詞) 忘れられていた → 残されていた
effacer (他) 消す
chiffon (m) ぼろ切れ、雑巾、ぼろ布、
essuyer les meubles avec un chiffon / 雑巾で家具を拭く.
mouillé (形) 濡れた <mouiller (他) 濡らす、湿らす
benzine (f) ベンジン
———————————≪文法≫————————————————
il fallait* bien vite l'effacer avec un chiffon mouillé de benzine.
fallait はfalloir の半過去.
Il faut + 不定詞 ~しなければならない
Il fallait + 不定詞 ~しなければならなかった