日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/11/15 00:22:32
こんばんは!15日(月)は、北日本と北陸は曇りや雨となり、
日本海側を中心に所により雷を伴うでしょう。
北海道では平地でも雪となる所がありそうです。その他の地域は晴れる見込みです。
訪れるのは四国の霊峰、石鎚山(いしづちさん)。
修験の道を辿(たど)り、紅葉に彩られた頂を目指します。
険しい鎖場
頂を彩る紅葉
切り立つ涼仙
錦に染まる修験の峰
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石鎚山
愛媛のほぼ中央に聳える石鎚山。
〇石鎚山(1982m)
標高1982m、西日本最高峰です。
*この番組は2019年12月に放送したものです
JR西条駅からバスで走ること1時間。
石鎚霊山ロープウェイ
〇山麓下谷駅
ロープウェイの駅で待ち合わせ。
おはようございます。
〇登山ガイド 越智清加さん
「おはようございます、ガイドの越智清加(おちきよか)です。
今日はどうぞよろしくお願いしま~す」
案内してくれる地元の登山ガイド、越智清加さん。
「石鎚山はですね、あの古くから山岳信仰で親しまれてきた霊山で~す。
途中、険しい鎖場も幾つかありますけれども、
それを乗り越えると、あの山頂でちょうど見頃を迎えた紅葉が
私たちを待ってます。
楽しみに上がって行きたいと思います。じゃこちらで~す」
*撮影:10月下旬
あ~、朝早くから沢山の人が並んでますねぇ。
「行列になってますね、凄い人です」
ロープウェイに乗り込み、標高差850mを一気に上がります。
秋の石鎚山を行く一泊二日の山旅。
一日目、ロープウェイを使って上り、色づき始めた林を抜け、
七合目にある石鎚神社へ。
険しい岩場に付けられた四つの鎖をよじ登り、弥山(みせん)の山頂へ。
紅葉の展望を楽しみ、山小屋で一泊。
翌朝、ご来光を拝み、切れ落ちた岩の稜線を進み、
最高峰、天狗岳の山頂を目指します。
下山は土小屋(つちごや)へと下る中級者向けのコースです。
〇山頂成就駅
ロープウェイを降りて趣発。
越智さんは、地元の保険会社に勤めていた27歳の時、
初めて石鎚山に登りました。
「あの山頂で見た天狗岳の紅葉が凄く印象的に残ったんです。
あ~、山っていいな~っと思えて」
その後、山にのめり込み、地元の山岳会に入会。
経験を積み、登山ガイドになりました。
あっ、霧が出てきましたねぇ。
「いい雰囲気になってきましたね~。
え~と神聖な感じしますよね~?」
何だか別世界に入って行くみたい、ワクワクするなぁ。
「あっ聞こえてきてる。
法螺貝(ほらがい)を吹く方、神者さんもいれま~す。
うん、いい音色です。
山中に法螺貝の音が響いてま~す」
ウォ~ン オ~ン オ~ン♪
〇石鎚神社 中宮 成就社
歩き始めて30分、石鎚神社の境内へ。
「ちょっと見て欲しい所ありますんで、ご案内しま~す」
何だろう?
〇見返遥拝殿
「ここですね、石鎚神社遥拝殿(ようはいでん)っていう所になります。
ここから見ると、石鎚の山全体が御神体ですという形になってるんですね」
ここから真正面にある御神体の石鎚山を拝めるんだぁ。
パチパチ♪
あれ?神の門って書いてありますね~。
「はい、そうです。ここが神門(しんもん)です。
これから先は神様の領域であるってことです。
ここを潜(くぐ)ってスタートしたいと思いま~す」
神門を潜り、広葉樹の森を下って行く。
「凄~く綺麗ですね~、お日さんが当たって綺麗です」
「シロモジといいます。
この葉っぱの形が凄く特徴的で、カッパの手のようになってるのが
分かるかと思うんですけど」
ほんとだ、黄色い葉がカッパの水搔きみたい。
「いよいよここから登りです、山頂まで2、6km」
木の階段がずっと続くんだな~。
「へ~、へ~、へ~」
「はい、ここが試しの鎖です」
〇試しの鎖
えっ?試しですか~?
「上りで48mあります」
結構長いですね~、ここを登るんだ?
「この鎖はね、あの~、私たちが試すんじゃなくって、
石鎚の神様が、あの~、これから登山していいかどうかっていうのを試す、
その為の鎖なんです、だから試しの鎖。
だから気軽に登れない、鎖ですね~。
これを登って初めて石鎚の神様が来ってくださいってことになるから」
今回はここで終了と致します。
次回は安全な鎖の登り方をガイドの越智さんに
教えていただくところから始めます。
お忙しいところコメントをありがとうございます。
ももさん、ロングメンテナンスもありましたね、どうもお疲れ様です。
あはは、そうですね、ご利益は一緒にしておきましょうね。