重賞展望
- カテゴリ：日記
- 2021/11/10 23:51:15
【福島記念】２０年と１９年は前後半で殆ど差がないミドルペース、１８年は前後半差約３秒のハイペース、１７年は３秒、１６年は１秒２のスローとペースは年によってだいぶ違う。とはいえ３Fの瞬発力戦なんかになることはなく、スローでも１ハロン１１秒のようなトップスピードやギアチェンジ力が求められることはなく、中盤～終盤はダラッとした流れの持続力比べになるレース。逃げ先行有利な年もあれば差し追い込みが決まる年もあるけど先週の福島は時計は標準程度で前有利やった印象。雨でもない限りはある程度は前に行ける馬を重視したい。血統的にはステイゴールド系が４連勝中と特注。あとはボールドルーラーやミスプロあたりも目立つ。
ステイフーリッシュは最近はずっとGⅡ戦に出てて勝ち切れへんものの全てでそれなりに好走。一昨年のこのレース２着で小回り急坂コースも得意と能力・適性ともにここでは上位。とはいえ馬のタイプ的に相手が弱くなったからって勝ち切れるかは疑問で単勝の期待値が低いことからも本命というよりは相手の１頭かなと。アラタは長めの距離をゆったりしたペースで好走してきた馬でそれなりにペースが流れそうなここでは追走力が不安。血統的にも欧州色が強くてペースが上がって良さが出るとは考えにくい。コントラチェックは好走したレースは逃げた時と揉まれずに運べた時だけ。２歳の夏以降は中山以外では好走なしとかなり偏った成績。テンの速さから逃げることは可能やと思うけど２０００mのレースは２年ぶりやしスムーズに運べてどこまでやれるか、といったところ。人気がちょっと読めへんけど去年の１，２着馬のバイオスパークとヴァンケドミンゴはしっかり押さえておきたい。あとは小回り急坂コースの中距離戦ベストのフェアリーポルカ、ココロノトウダイ姉弟。姉は牡馬相手の好走はないし弟もそこまで強い相手に好走してきたわけではないけど舞台設定は合う。最後にヒュミドール。好走血統のステイゴールド系やしタフなレースになるなら面白いかなと。
