重賞展望
- カテゴリ：日記
- 2021/11/02 23:53:27
今年のJBCは金沢開催ということで馬券は買いません。見るだけ。
【みやこS】例年は京都ダート１８００やけど去年に続いて阪神ダート１８００での開催。阪神ダート１８００はスタート直後に直線の急坂、そこから角度のきつい１～２コーナーに入るため序盤のペースは上がりにくい。だから前有利といった単純な話やなく、残り５F辺りから下りに入ることで後半スパート地点は早めになって差し馬の台頭もあるのがこのコース。みやこSは近くにJBCがあることでそこまでメンバーが集まらんのが特徴で今年もGⅠでどうこう言えるような馬は不在。血統的には去年は上位３頭は全馬ロベルト持ち。同条件のアンタレスSはフジキセキの血が目立つ。
クリンチャーは戦ってきた相手を考えればここでは格上の存在。追走力や斬れる脚はないからゆったり入って後半ロンスパの流れは合うタイプで実際去年はそういう流れで勝ってるわけやから適性は問題ない。気になるのは初騎乗の武豊騎手。ズブくて後半ずっと追う必要があるような馬と手が合うかはちょっと微妙かなと。オーヴェルニュはわかりやすくコーナー４つのコース＋脚抜きの良い馬場が得意な馬。血統的にもロベルトもフジキセキも入ってて好印象。まずは馬場を確認してから評価を決めたい。スワーヴアラミスは不振を脱して成績が安定してきた。ただエルムSは人気馬が力を出し切れへんかった漁夫の利的な感じやったし、それ以外は低調なメンバー構成。この相手でどうか。メイショウムラクモは３歳世代では現状トップクラスかもしれんけどこの世代のダート馬に大物感のある馬が殆どおらんのよね。歴戦の古馬相手にいきなり通用するかは疑問。穴っぽい所ならヴェンジェンス。元々はトップクラス相手に好走してた馬やしクリンチャーにも勝ってる。長期休養明け３戦目で状態が上向いてるならあっさり勝っても驚けへん。砂を被るのを嫌がるから外枠が欲しい。あとは７歳にして初ダートのダンビュライトは常識的には厳しいけど近親にクリソベリルやアロンダイトもいる血統やから怖さはある。
