Nicotto Town



横須賀軍港がやってきた


注文していた1/3000のプラモデルが届いてた。さっそく開ける。
おうおうおう、メチャ小さいけど部品点数は少ないからイケそう。
鼻息で飛んでいきそうな米粒大のパーツもある。マスク必須ですな。

当時の横須賀軍港を再現した27cm×16cmの一体成型ジオラマが嬉しい。
ドックに工廠、倉庫に鉄道引き込み線……しっかり彩色したいものです。
ちなみに塗料が16色ほど必要。模型本体よりお金がかかるのはご愛敬。

コレ本物だといくらくらいになるのかしら。貧乏人はすぐこう考える。
計算すると敷地は388000平方m、スカのこのあたりの地価は1平米19万円弱だ。
土地だけでも700億を超える。港湾設備にだってそのくらいかかるのであろう。

本棚から御田重宝『戦艦大和の建造』を引っ張り出し当時の価格を調査。
大和の予算は1億6000万円、空母の翔鶴も同程度。今の価格に換算するのは難しい。
そこで現行の日米の軍艦の価格を調べ、推測してみることに。

護衛艦いずもが1200億円ほど、ニミッツ級空母は60年代で5億ドル弱……
諸々考えると、武蔵と翔鶴は一隻で6000億ほどではなかろうか。
長門は3500億と独断で決めた(大和より長門型のほうが総工数が多かった)。

重巡洋艦の高雄は13600t、海自の『ひゅうが』は14000tで1000億強。
吹雪型駆逐艦は1700t、海自の護衛艦『あぶくま』は2000t、250億。
なるほどなるほど、このあたりはいい目安になる。足してみよう。

土地が700億、設備もそのくらいで1400億。
武蔵、長門、翔鶴、高雄で……1兆6500億か。港湾施設の10倍以上だ。
艦隊旗艦務めた大淀は高そうだから1000億、吹雪型4隻で1000億。しめて……

2兆円ほどのお買い物をしたわけですな(実際は2000円だけど)。
国民に10万ずつ配ったら10兆円もかかるんです。遥かに安上がり。
さて明日は模型屋寄って塗料を買ってこなきゃ。週末が楽しみ。




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