Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


1335番:エデンの東(28)

エデンの東(28)


————————【28】———————————————
                     
   Under the live oaks,  shaded and dusky,*  the maidenhair
flourished and gave a good smell,  and under the mossy banks
of the water courses whole clumps of five-fingered ferms and
goldy -backs hung down.


————————— ( 訳)——————————————
                                 
活気あるオークの木の下には、薄暗く陰になって、シダが繁茂
して、いい匂いを与えていました。そして水路の苔むした土手の
下には一面、五葉のシダ類やゴールディー・バックスが垂れ下が
って咲いていました。

—————————《語句》—————————————
                    
dusky  (a)  ほの暗い、薄暗い 
maidenhair シダ類(ハコネソウ、クジャクシダの類)
fern シダ類(ゼンマイなど)
clump(樹木の)群れ
hang down   垂れ下がる
goldy -backs 調べたけれどわかりませんでした。すみません。

————————— ≪お詫び≫————————————————
            
  shaded and dusky が主語の前にコンマで区切られて置かれています。
  しかも主語名詞の the に先行しているので、もはや、その直接修飾語
  ではありません。ここは、being が省略されてる分詞構文だと考えまし
  ょう。分詞構文は理由を述べたり、付帯状況を述べたりするのに使いま
  す。being は文が重たくなるので、少しぐらいの形容詞だけでは現れま
  せん。

  ———————  ≪お詫び≫————————————————
         
   goldy -backs は大きな英和辞典(研究者新英和大辞典6版)にも
   載っていませんでした。Goldy という女性の名前があっただけでした。
   グーグル検索もしてみました。我が家の近所の美容室「Goldy」があった
   程度で、植物の関するものは一切ありませんでした。
   すみません。

 ———————————{脱線} ——————————————
            
   ところで、川辺に知らない女性、ゴールディーさんの後ろ姿を見つけたら、
   真っ先に、「何をしてるんだろう?」と思ってしまいます。
   頭を垂れている、その姿を見て、「もしや?」と思ったりして、

ゴタ      :  あなたは、ここで何をしているのですか?

ゴールディーさん:  私は人生に疲れました。もう、向こうへ行きたいのです。

ゴタ      :  だめですよ。一度しかない人生を粗末にしては。      
                                
ゴールディーさん: あなたには、私の苦しみがわかるのですか?
          わからないのに、干渉してはいけません。
          私の人生は何なのでしょう?夫に先立たれ、
          子どもも亡くなりました。
          私はもう、何のために生きるのですか?
          私の人生はもう終わりました。
          さよなら。

ゴタ        :  待ってくれ。  

ゴールディーさん  :  何だ? 早く言え。私は忙しいのだ。 




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