9/12 キラキラと4択
- カテゴリ:タウン
- 2021/09/12 01:03:03
仮想タウンでキラキラを集めました。
2021/09/12
集めた場所 | 個数 |
---|---|
ゲーム広場 | 4 |
神社広場 | 15 |
4択 「時計」
キラキラ 「神社広場」 茶屋の提灯
「ゲーム広場」 工事中 板 中央
4択 アクセサリー以外で恋人とペアにしたい物は? → 時計
時計もペアものっていっぱいでてるね。
好きな人とのおそろいって何でも嬉しいだろう。
良かった良かった!
反対に「大好きな人だけどこれだけはペアは嫌」ってものあるのかな?
パンツ?
柄をペアにするのはありか?
時計もだけど形がまるっきり同じなのではなく、意匠が同じなのだものな。パンツだってペアだとしても同じ形というわけではないだろう。
キーケースから携帯ケースから、ペアものって世の中にいっぱいだ!
それだけ商売のネタになることが多いんだろうなぁ。
夫婦茶碗や湯呑は昔からあるのだから、大昔からペアものというのはあったのだろう。
と、そこで「自分が使う器が決まっている」日本ならではということに気づく夫婦茶碗。
調べてみると中国文化の影響がある沖縄ではMy茶碗がない家庭もあるとか。
My茶碗を属人器という(工人が自分だけが使う道具も属人器という)。
一回の食事の時のみその人が使う食器は銘々器(誰が使うか決まっていないが、1回の食事の時に限って他人は使わない)。大皿のように皆で使う食器を共用器と呼ぶ。
じゃぁ、My茶碗ができたのっていつだ?と調べてみると江戸時代に民衆も焼き物の茶碗で食べるようになり(それまでは木の器)、箱膳という風習(箱のなかに自分の器をいれておき、そこから茶碗や器を出してよそってもらい、箱を膳代わりに食べ、食べ終わるとお茶ですすいでまた箱の中にしまう)からMy茶碗という概念が生まれたのではないか、と説明しているサイトがあった。
しかし平城京から個人のあだ名を記した土器が見つかっており、少なくとも奈良時代には属人器は存在している。証拠はないが縄文時代の時に属人器として使われていたのではないか?と思わせるような土器の出土も見られているようで、元々日本文化として器というものが個人に属するものである概念があったのかもしれない。
焼き物の器は、お金持ちがセット注文するものの、焼きの段階で割れることを勘定にいれて多めに作る。するとあまりがでるのでそれを市場に安く卸すことが多かったんだそうだ。
それを江戸の庶民は買って使っていたらしい。
韓国にはMy茶碗の風習はあるようだが、あそこは日本統治時代があるのでなんともいえない。
王が使ってた器は金属製で全部同じ形の蓋付きの丸いものだし、陶器は料理の準備に使うボールのような扱いであったので下に見られていたからなぁ。庶民がそもそもどんな食卓を囲んでいたかきちんと検証しようともしてないのであそこの風習はよくわからない。
同じ日本統治を経験している台湾にはMy茶碗の風習はない。
中国では大皿が基本だ。大皿のものを銘々器にとりわけるか、もう大皿から直接食べる。その場合My茶碗はできにくいのだそうだ。
西洋でも大皿に盛られた料理を手づかみや銘々皿にとりわけて食べることが多かったことは絵画などでわかる。ただそれはお金持ちの宴会シーンだから個人がどうやっていたのかわからない。
アルプスの少女ハイジは木の器で食べていたけどそれが時代考証されているのかわからん!
属人器が登場するには
1.大きさの差異
2.色・柄の差異
がなければ見分けられないという事情がある。
焼き物の食器は属人器が登場するのにうってつけだったかもしれない。
でもスペインとか焼き物が特徴の国もあるのになぁ。
イタリアやスペインの家族の食事を見たら大皿から取り分けていることが多い。
だからか?属人器がないの。
日本人からしたらマグカップを共有するというのも不思議な気がするが、あちら側からしたらMyカップが決まっている方が不思議なのだろう。
昔、家庭教師をしていた時にその家の方が私用のマグカップを用意してくれた。なんとなく嬉しかった。
家庭教師が終わる時にそのマグカップを贈ってもらい、うちの家にお迎えした。
今もそれは我が家にあるが、使いやすいからと愚弟がそれを使い出した。
そうするとなんとなく私は使えなくなってしまう属人器・・・。
不便といえば不便かもね!
観光地のお土産には、名前入りのスプーンとかあるし。
そんな風習は海外にはないのか。
あって当たり前だと思っていたなあ。