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重賞展望


【札幌2歳S】序盤の3F、中盤の3F、終盤の3Fに分けて過去のラップを見てみるとここ3年は序盤<中盤<終盤となってる。どういうことかというとゴールに向かうにつれて失速してるということ。その前の2年は中緩みがあって終盤の3Fが最速になってるけどそれでもレースの上がりは36秒台。それだけこの時期の馬にとって洋芝の最終週で行われる1800m戦はタフってことなんやろね。そんな消耗戦になるわけやからレース終盤のトップスピードやギアチェンジ力なんかは不要。つまりクラシックで求められる能力とは真逆の能力が求められる。血統的にもダンチヒ、ヌレイエフ、サドラーズウェルズといった欧州色の強いノーザンダンサーの血がとにかく目立つ。

リューベックは新馬戦の勝ち方には余裕があったし馬体も良い。全姉ディアドラも札幌コースで強い勝ち方してるから適性自体はあるはず。とはいえその新馬戦はかなりの中緩みがあった流れを逃げて勝っただけで評価は難しいところ。そもそも逃げて勝ったことがプラスにならんのがこのレースやしね。期待はしたいけど1,2番人気で本命にしたいかとなるとどうか。ジオクリフは更に危険。これも勝ちっぷりは良かったものの府中のドスロー、上がり33秒前半の脚を使って勝ったというのはここで求められる条件とは真逆。勿論今回の条件の方が合う可能性はあるけど何の裏付けもない人気馬を本命にするかとなるとね。ついでに血統的も欧州色は薄くてここに合うイメージではないかな。トップキャストは新馬戦の内容は馬場を考えればこのメンバーでは1番優秀。逃げて勝ったことや少頭数やったのは気になるけど消耗戦に持ち込んで完勝したんやから内容は濃い。ただ母系の米国色は強め。穴っぽい所ではまずアスクワイルドモア。スローでキレ負けして消耗戦で勝ち切ったあたりこのレースに向いたタイプ。あとはトーセンヴァンノ。何で千二を使ってたのかと思う馬で初めて千八を使われた前走快勝。洋芝や上がりのかかるレースも合いそう。





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