時代背景を無視した批判派ナンセンスじゃね?
- カテゴリ:日記
- 2021/08/23 21:04:32
過去作品に対しての、人種差別問題を出してくる人がわからない。
「なにがあろうとも差別はよくない!」わかってるって…
「この作品は差別的だから悪だ!」…これ現代の物語じゃないんですけれどね^-^;ってのが結構あるわけで。今日はそんなお話です。
■パターン1
作品が出た当時、その表現が差別的であると声高に言われていなかった。
■パターン2
物語自体の時代背景的に、その差別が日常であった。
パターン1の場合は、日本人を表す際に「チビ、眼鏡、七三分け、出っ歯。首からカメラを提げている」としている物を例としてあげます。
これを今の時代にやったら、それは「差別だ!」と言われて然るべきです。
しかし30数年前に日本人を表現するなら?と聞かれたら上記を答える人が多かったのも事実なわけで…
海外の人が一目見て「このアジア人は日本人なんだ」と映画などの設定を理解するには一番簡単な方法でもあったのではないでしょうか。
安易、安直な方法でもありますけどね。
パターン2の場合は、奴隷制度や西洋諸国における白人至上主義があった事を例としてあげます。
特に中世は、白人至上主義の時代だったと思われます。
白人に非ずは人に非ず的な。
見目の良い黒人少年を小姓として傍に置くことはあったらしいですが、そういうのは特例で、殆どの人は安価な労働力として酷使されていました。
現代ではあってはいけないことですし、負の歴史です。
どちらのパターンも「現在の私たちから見ての悪(差別)」です。
しかし、それを否定するのは歴史改ざんになるのではないでしょうか。
実写版シンデレラで王子の信頼篤い部下がガチムチな黒人さんだったときに「時代考証!!」と叫んじゃったわよ…
差別が当然であった時代があったが、今はそれはよくない事だとされている。
過去の負の歴史を反面教師にしてより良い方向へ行こう!
見たくない過去を隠したり消去したりするよりも、こっちの方が健全なんじゃないでしょうか。