ガイアの夜明け25
- カテゴリ:自作小説
- 2021/08/19 12:24:46
総機関状況収集コントロール星ペッパー
緊急管制員(席:16番目):総司令、ガイアのE7系蒸気機関発電SL新幹線より珍しくSOS信号が届きましたが、途中で中断されました。誤報かもしれませんが、念のため、調査員を向かわせましょうか?
総司令ギャフン:そうだね、そうしてください。
緊急管制員(席:16番目):ガイアにパトロール隊の出動要請。誤報かもしれませんが、調査依頼致します。
パトロール隊通信係:あら?ガイアから依頼がきたは。誤報かもしれないって。久々ねーー・・あっち方面は、担当誰だったかしら・・・あら?担当者全員、違う方面に応援で出払ってるは!どこ行ったのかしら、呼び戻すかなー誰か近くにいる者で行けそうなのいないかな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・遠いわね。今、待機になっている者は・・・チリメンジャコかぁ~、しょうがないわね。
と、待機中のチリメンジャコ隊員に呼び出しが入った。
チリメンジャコ隊員:おや?この私に呼び出しが入るなんて、誰もいないようだ。場所はどこだ?
と、携帯端末で確認した。
チリメンジャコ隊員:ガイア?どこだ??・キラビ星を左に行って、ワッサムホールを抜けたらまた左、そこから2万光年途中の惑星を避けながら進んで、淡海バイセンを右に、コウミバイセン???梅干しのことか???いやいや、私は何を言っているのか・・・そしてずぅーーーーーーうと!曲がって直進してあー行ってこう行ってそしてここ?これは3日はかかるぞ・・・機関の不具合で修理に付き合わされたらどうしようかな・・・一応、パワースーツを持って行った方がいいかも。
装備品はこれくらいにして、通信室に送信!
そしてチリメンジャコ隊員は、調査に向かった。
パトロール隊通信係:あ、出たは。
と、「了解しました。食べられないようにね。」と、連絡を送信した。が?チリメンジャコ隊員は、着信音だけ聞いたままである。
カタージュ帝国では、槍連射砲によってダウンされたヤバイやつらが再生を始めていた。身動きが取れる状態に戻り始めた者もいれば、槍が突き刺さったまま浮いて動けなくなっている者もいた。この事実を知った王子たちは、帝国を捨てることに決意した。最終兵器を使用しても、いまだかつてない得体のしれないヤバイ者たちに囲まれ、斬っても斬っても復活してくる・・・この帝国から脱出するべく、手と足で回すハンドルを多くの乗員で回してプロペラを回転させて空へと浮く飛行艇に乗り込み、その場から脱出した。舵は?サッツが担当しているようだ?
E7系蒸気機関発電SL新幹線は?伊吹 京子のスタミナ料理によって、一時、かわや騒動となり、それにより、蒸気機関で使用する水の確保量が通常よりも大幅に少なってしまい、高速走行はこれ以上無理と判断され、蒸気タービン格納状態で、水の確保を優先して、発電システム停止で、石炭充填で、通常の蒸気走行で走っていた。それでも走行スピードは100㎞を越えてはいるのである。約半分のスピードで走行中であ~る。
つづく・・・