Nicotto Town



笑えない話だ…


お盆中に主人の叔母から聞いた話です。
普段の会話も何から何まで面白おかしく話す人なので、大変な事態な内容でも
思わず…ですが、いやはや大変。

聞いた内容を手短に書きますね。
2年ほど前に受けた子宮がん検診で、ポリープが見つかったそうです。
受けている最中、本人にポリープがあることを知らせず、先生(病院長)は黙って
ポリープを切除しようとしたそうです。
鉗子という器具を使って。

そうしたら鉗子がポリープに引っかかって取り出せなくなったという事態に。
先生が取り外そうとすると子宮内に激痛が起こる。
看護師さんが叔母さんの両手を握って「〇〇さん、動かないで下さいね!」と
声をかけてくるけれど「無理だって言うのよっ!そんなの。痛いんだから」。
「〇〇さん、ここでは無理です(取り外せない)。救急車を呼びますからね」
と、先生。
行先は私の息子が長年お世話になっている大学病院だったそうです。

ですが、病院へは電話で呼んできてもらった自分の旦那さんの車に乗って
向かったそうです。
なんでなんでしょうね…。
叔母に聞かなかったので理由は分かりませんが。
そこで素朴な疑問。
鉗子、大丈夫だったのでしょうか?

大学病院へ着くと、あちらのスタッフさん(先生?)方に
「えっ!?救急車じゃなく自家用車で来たんですか?
 一体、どうやって来たんですかっ!」
と聞かれたので
「子宮から飛び出している鉗子の柄の部分を太ももの内側にテープで張り付けて
 ブラブラしないように(看護師さんが)してくれた」
と説明したそうです。
「そんな事をしたら鉗子で子宮が破れますよー!」と言われたそうですが
「そんな事、言われてもねぇ」と叔母。
確かにそうですよね…。

結局、その場で鉗子は取れずで「申し訳ないけれど入院して下さい」と言われ
鉗子を取るのに数日間かかったそうです。
翌日、何かの薬品をポリープにかけて取り除こうとしたそうですが失敗。
さらに次の日も前日とは違う薬品を使って鉗子を取り出しを試みたそうですが、出来ず。
先生複数でやって、鉗子のメーカーの人まで呼ばれて立ち合いの元、やったそうです。

また、大学附属病院なので学生さんまで来て様子を見学。
「私は股を広げたまま、一体何人の人に見られたか。
 ま~たく!」
と。

一体どうなってしまうのだろうかと不安になった叔母は
「(今のやり方で)取れないようなら、どうなるんでしょうか」と聞いたそうです。
「そうなったら(お腹を?)開けて鉗子を取り除きます。子宮も全摘です」
と言われたそうです。
ですが様々な薬品をかけられたポリープは最終的に溶けてきて、そこでようやく
鉗子は取れたそうです。
取れたら即「〇〇さん、退院していいからね」と言われ、即日(?)退院したそうです。

非常に大変で悲惨な内容なんですが、最初から最後まで面白おかしく話すから
関西の『お笑い』を聞いているようで…。
(いや、それより面白い)
日記を書きながら、思わず笑ってしまったのでした。
ごめんね…叔母さん^^;


後日談。
「先生、今回の事は医療ミスですよね。
 先生を信頼して毎年、子宮がん検診を受けてきたけれど、もう…恐くて受けられないわ」
と、最初の病院へ行って言ったそうです。
そして、お見舞金と病院のお金(大学病院の入院費の事かな?)はもらったそうです。
先生に「〇〇さん、子宮がんは女性のがんでは一番多いから、これからも検査は受けてね」
と言われたそうですが、その騒動以来、受けてないそうです。

そうそう。
ポリープですが、良性だったそうです^^

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2021/08/17 10:13
> りょう。さん

そうなんです、ポリープは良性だったそうです。
そこのところが気になって、最後に私から聞きました。
いやぁ、大事ですもの…結果も^^;

主人と同級生の先生で、この先の事もあるでしょうからと思ったみたいです、叔母さん。
だから大事にしなかったと言ってました。
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2021/08/17 10:10
> アヴィさん


「過去にもこういった事はあったんですか?」と叔母は先生に聞いたそうです。
そうしたら「同じような事が1度あった」とおっしゃったそうで…。
叔母は「大事にしても…」と思い、訴訟等はしなかったそうですが
話を聞いた方からは「訴えることが出来るでしょう?」と異口同音の言葉が
聞かれたそうです。
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2021/08/17 10:05
> ノーリーグリュさん

いつも院長先生に子宮がん検診をしていただいているそうです。
ですから先生が診察している事に「?」と思う事がなかったのではないのでしょうか?
任せきってると言いますか。
これは私の想像ですが…。
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2021/08/17 10:03
> トシさん

落語家さんみたいですよっ、叔母の話し方は。
話の運びが上手くて、切り返しもホント、上手なんですよね。
だから親戚は皆、叔母の話を聞きながら大笑いします。

産婦人科の先生は主人と同級生なので還暦です。
地元で大きな産婦人科を経営されているので、これからの事もあるからと
大事にしなかったようです。
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2021/08/17 10:00
> たみこさん

こちらでお返事を書き込んだ後、思い出しましたが
叔母は話の後半で
「お医者さんもこれからの事があるだろうから大事にしてもと
 あたしも思ってよぉ」
と言ってました。
産婦人科のお医者さんは主人と同級生だという話の流れから
「この話したっけ?」と叔母が思い出して話し始めたんでしたっけ。
この間のことなのに私も話のきっかけを忘れているという^^;

叔母は落語家さんのように声色を使い分けて話すのが上手だから
今回のような驚くような話でも、いつも面白おかしく話すものだから
聞き入ってしまいます。
(つい、クスッとしそうにもなるという^^;)
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2021/08/17 09:05
なんか読んでてぞぞぞ~~っとしました><

怖すぎ!ちゃんと説明して段階ふんでやってよ~~~><

しかも最後の落ちが「良性」だった^^;でも大変すぎるけど良性でよかった~
よかったのそこだけじゃん~~~><
示談だったってことですよね~昭和を感じる話です><
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2021/08/17 01:39
これは「医療説明義務違反」に当り、傷害罪も適応事案です。
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2021/08/16 23:13
ポリープを切除するという説明なしに鉗子を使うって所で、叔母さんは何故そんな事をするんだろう?って疑問に思わなかったのかな。
病院長は一体今から何をするって叔母さんに説明したんだろう…変な所で引っかかってしまった。
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2021/08/16 22:13
まず、ご無事でよかった、拝読しててドキドキしてしまいました。怖いほど、後から面白く話される方がいらっしゃいます。叔母様はりっぱな精神力とユーモアまで味方になさっていますね!
ただ、みなさん仰っている通り、医療事故ですから、本来は手続きが必要な案件なようです。
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2021/08/16 19:30
・・・いや、普通にオカシイでしょ~
子宮頚管(膣)ポリープならば、小さいものなら捻って切除、大きい物なら電メスで切除。
場合によってはレーザーで焼却処理する事もあるようです。
数分の処置で済むようです。
子宮内膜ポリープの場合は、良性の事が多いので小さい場合、
不妊治療でもしてなければ暫く経過観察する事も多いです。
切除の場合は、子宮内膜掻把掻把術や内視鏡手術をします。
その際は、局所麻酔もしくは全身麻酔をして行う処置です^^;

さて・・・きっとこの件は、検査処置している途中で、
医療器具が取れなくなってしまった・・・って事になってるんでしょうねぇ~
後遺症などもないので、たぶん示談金(今回貰ったもの)を貰うのが一番手元にお金は来たと思います。

大きな病院には「異物挿入」で取れなくなって受診する人、たまにいらっしゃるようですよ。
珍しいような珍しくないような・・・・
学生さん達にはいい経験にはなったのではないかと思います^^;
叔母様、お疲れさまでした!と言いたいですw
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2021/08/16 17:45
> クラブ718さん

詳しくは分かりませんが、してないと思われます。
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2021/08/16 16:17
この内容、完全なる医療事故ではないですか。刑事告訴はしなかったのですか。
(今からだと時効ですが)慰謝料も含めて民事訴訟も辞さない姿勢でいたほう
が良かったのかもしれないですね。
世の中たまったものじゃありません。患者や被験者を舐めてますね。
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2021/08/16 14:58
> かなたさん

昔は苦手だったんですよ…^^;
まぁ、お互いに歳を重ね、自分も図太く鈍くなったからなのか
昔のような苦手さは薄れていました^^
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2021/08/16 14:45
終わり良かったから良かったですが、実際に自分が受けたら最初の病院にもっときつく言ってしまうかも…
そして人に話すときももっと棘があるかも^^;

おもしろおかしく話してしまう叔母さまのお人柄がすてきです。
そんな大人になりたいかも←結構な年なのに
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2021/08/16 14:31
> cocoさん

呆気にとられる気持ち、よ~く分かります。
その場にいた息子、口を開けてみた事もないような表情をしていたから
心配になって、慌てて「大丈夫だったという話だから安心してね」と
声をかけたら、ほっとした表情になりました。
話の場面転換が早くて、理解できなくなっていたんだと思いますが
すごい事があった事は多分、わかっていて、不安になったんだと思います^^;
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2021/08/16 14:29
> まーちゃん

義母が亡くなる前の10年ほどは行き来がなかったので、そな事があったとは…と
驚きました。
がん検診の大切さは言われていますし、私も同じ病院で診ていただいた事がありますが
今度は別の病院で受けようと思います。
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2021/08/16 14:25
すさまじいお話ですね。
あっけにとられて(←失礼な言い方でごめんなさい!)おしまいまで一気に読んでしまいました。
お医者さんを信頼するからこそ治療を受けるのにびっくりです。

結果うまく取り除けて、その後も良性のポリープでよかったですね。

お医者さんといえども人間ですから小さなミスは多分どこでもあるんでしょうね。
氷山の一角と思って読ませてもらいました。
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2021/08/16 14:22
こんにちは。
結果的に、大事にいたらなかった?ら、良いようなものですが、
叔母様、恥ずかしさもあったでしょうし、
鉗子は、早く取り除いて欲しいし。
大変な目にあって、お気の毒でしたね。
これは、医療ミスになるんでしょうね。
子宮がん検診の大切さは、わかってても、
その病院では受けたくないですね。



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