小鳥畜産説を提唱する。
- カテゴリ:ペット/動物
- 2021/08/06 13:49:53
庭の雑草と戦い虫に刺され噛まれるうち、
「スズメ等の小鳥は畜産をやってるんじゃないの!?」という、
バカバカしい新説を思いついたので発表しちゃいます。
四半世紀以上住んでる我が家の庭、雑草の植生が時々入れ替わる。
土壌に変化はないし、肥料も使ってない。なぜだろう。
種を運んでくるのは風か小鳥くらいしか思い浮かばない。
目立つヤツからひっこ抜き、背が低く横に広がる広葉タイプはあとまわし。
住み始めてから常にそのスタイルなんですが、種類がよく変わる。
地面にはアリも巣を作っており、バッタやダンゴムシ等もかなりいる。
庭に来るのはスズメ、シジュウカラ、メジロ、ムクドリ、イソヒヨドリ等。
けっこう雑食の小鳥が多い。ホバリングして羽虫を捕まえるヤツもいる。
先日、数分で十か所近く虫に刺され室内に逃げ込んだとき、妖しい妄想が浮かんだ。
……小鳥どもは虫も食べる。その虫の多くは葉っぱを食べるんだよなぁ。
小鳥は虫の多いトコに出かけ、そこの植物の種もついでに食べるかも。
羽に付けたりオナカに入れたりして、種を運ぶ確率は高いはずだよな。
……それを我が家の庭に置いていく。生える。それを餌にする虫も集まる。
好みの虫を食べるため、飼料作物を育て虫を呼んでるとしたら……
畜産じゃないの! 結果的にそうなってる可能性は高いけど、これスゴイぞ。
庭の雑草の件にも説明がつく。ヤツらには土を耕すパワーがない。
そこで関係ない雑草もセッセと運ぶ。アタシが躍起になって抜く。
土が耕され柔らかくなる。チャンス! 砂浴びのフリして本命の種を蒔く。
同じ虫ばかり食べてると飽きるだろう。そこでヤツラは別の種も運ぶ。
別の草を食べる虫を呼ぶために飼料作物を切り替えるはずだ。
こう考えるとヤツらの運ぶ種は3種類になるのではなかろうか。
1,本命の虫の餌となる飼料作物
2,アタシを使って土を耕させるためのダミーとなる、成長の早い一年草
3.将来の布石として、別の虫が好むタイプの一年草や多年草
定期的に雑草の種類が変わる理由のもう一つとして……
輪作だ! 連作によって土壌が痩せ飼料作物の生育が悪くなるのを防いでる。
恐るべし、小鳥ども。役割分担の気配もあるし……。
……どうですどうです!? なんかそれなりに理屈になってるでしょ?
アリの一種がアリマキを保護するのよりも数段上じゃないかな。
アタシ、小鳥たちに酷使されてるんだと思ったら、愉快になりました。
庭に蚊やブユは多いけど、ほかの虫をほとんど見かけないんです。
ショウリョウバッタや超小型の甲虫類は見かけてもすぐいなくなる。
グルメな小鳥たちが食べちゃってるんでしょう。
全国で調査したら、驚天動地の事実が判明するかもしれん。
小鳥に使われるアタシゃ、耕運機かトラクターみたいなものか。
でも許す。やはり人類滅亡後に地球を支配するのは、賢くカワイイ小鳥たちだ。
コメントありがとうございます。野生・ペット問わず小鳥が大好きです。
近年、小鳥が他種の言語も理解してることが明らかになりつつありますが、
インコやオウム、文鳥等を飼ったことのある人はみな納得してると思います。
ニワトリはDNAの99%がティラノサウルスと共通しているため
共通の祖先を持ち、進化の過程で分化したと考えられているそうです。
鳥類は、地球の環境において重要な位置を占める種族であり
今後も興味を惹く研究成果が出てくると思われます。
鳥を観察するために綿密に準備して外出するような人々がいるのもうなずけます。
その生態にロマンを感じるのでしょうね。