日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/07/06 00:37:42
こんばんは!6日(火)は南西諸島では晴れますが、その他の地方では雲が多く、
中国から近畿・東海、北陸地方を中心に雨が降る見込みです。
所により雷を伴って激しく降ることもありそうです。
雨の降り方に注意してください。北海道は日本海側を中心に雨が降る見込みです。
富士山を眺めながら
花咲く峰々を越えていく
やがて大きな川となる
多摩川の源流
深い森に息づく新たな命
緑あふれる大パノラマが
待つ頂へ
雲取山
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水と緑の秩父縦走
*この番組は2018年7月に放送したものです
〇木下浩一さん
雲取山の麓の村で生まれ育った木下浩一さん。
幼い頃から秩父の山々を歩き、今は雲取山で山小屋を営んでいます。
*撮影*6月初旬
前回はカラマツとヒノキの混じった林の所まででした。
今回は大正時代の笠取山周辺についての紹介から始めます。
<山旅ナビ>
〇大正時代の笠取山周辺
明治時代、笠取山一帯の木々は焼き畑や大規模な伐採などで
ほとんど失われてしまいました。
それにより山は十分な水を蓄えられなくなりました。
〇大正時代の東京市街
当時東京で暮らす人々の水道水のほとんどは多摩川の水で賄われていました。
〇大正2年から植林を開始
危機感を感じた東京市は大正2年から植林を開始したのです。
十数年をかけ700万本ものカラマツやヒノキが
一帯の山々に植えられました。
〇カラマツやヒノキを700万本
それから100年余り、蘇った森は都民の生活に
欠かせない水を賄い続けています。
〇笠取小屋
この山の恵みが登山者を癒しています。
笠取山の中腹にある小屋ではこの水を使った名物があります。
小屋の男性の方「コーヒー?」
女性のお客様「コーヒーをお願いします」
小屋の男性の方「いくつ?」
女性のお客様「2つで」
小屋の男性の方「2つで、はい」
ミネラルたっぷりの水で入れたコーヒー、まろやかな味になるんだそうです。
小屋の男性の方「はい」
女性の客様「いただきま~す」
その女性のお客様と一緒の男性の方「いただきま~す」
その女性のお客様と一緒の男性の方「うまい」
女性のお客様「美味しいね」
小屋の男性の方「ここまで上がって来てくれるからねぇ。
この人たちの頑張りをコーヒーに入れてやりたいと思って」
〇三条の湯
雲取山に近い小屋では
小屋の男性の方「こちらタービンと呼ばれてますけど、
小さい水車ですね。
中に羽根が付いてて、グルグル回って、発電を起こしている」
豊富な川の水を小屋に引き、水力発電を行っています。
24時間電気が賄えるので冷蔵庫で氷も作れます。
この氷も勿論湧水で出来ています。
夏限定かき氷の出来上がり。
山が生み出す水と緑のもてなしです。
出発から2時間半、目の前に急な坂が見えてきた。
「あそこに見えるのが笠取山なんですけど、
急登ですから頑張って行きましょう」
標高差120m、随分傾斜がきついですね~、頑張らなくっちゃ~。
「はぁはぁはぁ」
木下さんも息があがってるみたい。
「はぁはぁはぁ」
はぁ~、やっと登った、ようやく稜線に出たみたい。
「はぁ~、あの登り切りましたぁ。
見てください、この景色」
〇北奥千丈岳(2601m)
わぁ~、目の前に北奥千丈岳、奥秩父最高峰が良く見える。
〇甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)
笠取山から西の方に連なる秩父の山々。
南に見えてくるのは富士山。
〇富士山(3776m)
〇第2位 北岳(3193m)
〇第3位 間ノ岳(3190m)
そして南アルプス。
日本で二番目に高い北岳、三番目に高い間ノ岳。
日本のトップ3が揃い踏みだ~。
午前10時、さらに岩場を15分程登った先が
「笠取山山頂に到着です、お疲れ様でした」
今回はこの山頂到着のところで終了と致します。
次回は笠取山山頂のご紹介から始めます。
おお~、そうなのですか、ももさんの所は素敵ですね。
井戸水とは贅沢ですね。
あはは、羨ましいです。
どうぞその井戸水で召し上がってくださいませ。
飲みたくなりました!淹れて来ようw