日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2021/07/05 01:00:49
こんばんは!5日(月)は西日本から東日本では曇りや雨となり、
日本海側を中心に雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。
北日本も雲の多い天気となり、北海道を中心に雨が降る見込みです。
南西諸島は概ね晴れるでしょう。
訪れるのは東京都最高峰の雲取山。
新緑と花々が溢れる道を辿(たど)り、富士山を望める大パノラマを楽しみます。
富士山を眺めながら
花咲く峰々を越えていく
やがて大きな川となる
多摩川の源流
深い森に息づく新たな命
緑あふれる大パノラマが
待つ頂へ
雲取山
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水と緑の秩父縦走
東京から山梨へと延びる秩父山地、その東に聳える雲取山。
〇雲取山(2017m)
2017m、東京都で最も高い屋mです。
*この番組は2018年7月に放送したものです
JR奥多摩駅から車でおよそ1時間半。
〇奥多摩湖
奥多摩湖を眺めながら山梨へ。
〇山梨県甲州市 作場平口(1310m)
甲州市にある登山口、作場平(さくばだいら)で待ち合わせ。
おはようございます。
男性の方「あ~、おはようございます」
〇木下浩一さん
「今回ご案内する木下です。
よろしくお願いします」
よろしくお願いします。
雲取山の麓の村で生まれ育った木下浩一(きのしたひろひと)さん。
幼いころから秩父の山を歩き、今は雲取山で山小屋を営んでいます。
今回の見どころは?
「この奥秩父の、あの~、水の豊かさと、
あと雲取山までの道中、シャクナゲの花も
きっとあの~、綺麗なシャクナゲも見られると思いますね。
富士山の景色も今日はとてもいい富士山が見られると思います」
秩父の山々を西から東へ縦走する二泊三日の山旅。
登山口から沢沿いを登り、笠取山へ。
富士山を楽しみながら、花々が咲く稜線を歩き、
西御殿岩(にしごてんいわ)で絶景を楽しみ、山小屋で一泊。
二日目は飛竜山(ひりゅうやま)を越え、雲取山へ。
都会の夜景を眺め、山小屋でもう一泊。
三日目、山頂でご来光を望みます。
下山は東京の奥多摩町へと下る中級者向けのコースです。
*撮影:6月下旬
午前7時出発
まず笠取山を目指します。
川のせせらぎ、気持ちいいですね~。
「しばらくはあの~、尾根の近くまではこの水辺の所は歩いて行きます」
新緑の中に眩しい赤。
〇ヤマツツジ
今盛りのヤマツツジ。
初夏は川沿いに色んなお花が見られるそう、楽しみ~。
「ここにクワガタソウが咲いてます。
これはこういうちょっと湿ったような環境の所に咲く花です」
〇クワガタソウ(薄紫色のお花)
ここにも小さなお花が咲いてる。
〇サンリンソウ(白いお花)
絶滅が心配されているそうです。
「沢の水にちょっと触れてみましょうか。
この水はですね、夏でも冷たいですよ」
ここは多摩川の源流、山から湧き出した水が集まって流れているんだ。
「あっ、あそこにキツネがいます」
どこですか?
「こどもかな、あそこ見えますか?岩の所にいる」
〇ホンドギツネ
あ~、子ギツネがいる。
この春に生まれたばかりなんだって。
あっ、もう一匹来た。
三匹もいる~。
なんかこっち見てる~。
キツネは警戒心が強いけど、子供は私たちに興味津々だな。
あ~、緑が綺麗。
思いっきり深呼吸したくなる。
「これがカエデの種」
〇カエデの種
「これがヒラヒラヒラってこう遠くへ飛ぶようにこうこういう風にして」
そうやって種が飛んでいくんだ~、凄いな~。
「これはミズナラの去年発芽したやつだと思いますけど」
〇ミズナラ
秋になるとドングリがなるミズナラ、最初はこんなに小さいんだ。
「こういうの見るとなんかこう楽しい気分になりますね。
俺にとってはってことだけどね、はっはっは」
木下さん、私もおんなじ気分ですよ。
この辺りは針葉樹の森なんですねぇ。
「この辺りのカラマツとヒノキの混じった林ですけど、
以前この辺はもう、禿山(はげやま)だったらしいですね」
実はこの辺り、植林されて出来た森なんだそうです。
今回はここで終了と致します。
次回は大正時代の笠取山周辺のご紹介から始めます。
お忙しい時間帯にこうしてコメントをありがとうございます。
あはは、目標というか本当は必要ですよね?
はい、そうですね。
全てに繋がっています。
緑の地球を取り戻さないといけないねw