6/21 キラキラと4択
- カテゴリ:タウン
- 2021/06/21 06:19:34
仮想タウンでキラキラを集めました。
2021/06/21
集めた場所 | 個数 |
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ビーチ広場1 | 3 |
ヒツジ学園 | 3 |
4択 「緑茶」
キラキラ 「ビーチ広場」 海の家 入り口
「ヒツジ学園」 校舎 入り口
4択 好きなお茶の種類は? → 緑茶
昔、ご飯のあとは番茶で、その番茶が美味しくて好きだったな。
そのせいか玄米茶などの茶色いお茶が好きだ。
関西で「お茶」というと宇治(京都)なのだが、関東では静岡だったな。
「宇治」をお茶の産地と認識していない人が多くて軽くカルチャーショックを受けたものだった。
かき氷の「宇治金時」の宇治だよ、というと納得してくれたのでかき氷GJ!
宇治は平等院があるところだ。10円硬貨の裏?の鳳凰がいるところね。
我が家は宇治(からずっと奥に行った所)に家の墓があるので何度も行ったのだが「あそこに鳳凰が描かれています」と言われなきゃよくわからないうっすら天井の模様。ニコタのうっすらのようなうっすら検定能力が問われるのだ!
じゃぁなんで宇治にお茶?となる。
日本で最初にお茶の記録がでてくるのは729年に聖武天皇(大仏作った人)が100人の僧侶を召して大般若経を唱える儀の二日目に行茶の儀を行ったと『公事根源(くじこんげん)』にあるのだが、それが記されたのは15世紀だ。
正史に記された最初は『日本後紀』で815年に嵯峨天皇が近江のお寺でお茶を献じられたことである。
当時のお茶の形は唐由来の餅茶(へいちゃ。団茶とも言われる)で、蒸した茶葉を臼でついて乾燥させ固められていたものだ。飲む時は餅茶を火で炙り、砕いて粉にして、熱湯の中に入れて煮る。
その時に塩や葱、はじかみ、なつめ、たちばなの皮、薄荷などを入れて味と香りを付けるのが普通であった。
嵯峨天皇の宮女が自らお茶を炙り粉にして入れていたことも書かれていてお茶を入れるのが当時の上流階級の人の娯楽であったことも伺える。
いつからお茶が存在したのかわからないのだが、仏教と共にかなり早くから取り入れられていたようだ。
まだこの時に宇治はでてこない。
鎌倉時代初期(1191年)に宋から帰国した栄西禅師が碾茶(てんちゃ。抹茶の粉にする前の状態)の製法と喫茶法を持ち帰り、明恵上人(みょうえしょうにん。仏教の教えに忠実であった人として高名)に勧める。
明恵上人は茶木にとっていい栽培地を探し歩き、宇治にたどり着くのだ。
そこからお茶の産地・宇治の歴史は始まる。
1390年頃には足利義満が「宇治六園」を諸将に聞かせるぐらいには高名に。
豊臣秀吉は宇治の茶師を援助し、徳川将軍家は毎年欠かさず「お茶壺道中」をし、千利休は宇治のお茶で茶の湯を作り、、、と権力とお茶は欠かせないものとなっていく。
その中、江戸時代中期(1738年)に煎茶の「宇治製法」が完成する。
お茶が宇治に来てから500年以上がたっていた。
江戸時代末期(1835年)には宇治小倉の里で「玉露」の製法が完成する。
煎茶が完成してもまだまだ何か!と探し求めた姿はあっぱれである。
それから200年ぐらいたったけど、新しいお茶まだかなぁ~~。
碾茶を飲んでいた中国では王朝の交代によりその製法は失われた。
日本でも失われた技術や文化は数あれど、そのまま残るものもあり(日本独自の魔改造はするけど)、伝わった当時の製法を記述して残すこともあって古代レシピの保管庫となっている。
ちなみに現代中国は碾茶に取って代わってできた半発酵茶(烏龍茶)の製法も文革で途絶えるという状態(お茶は贅沢として禁止された)で、現在作られているのは「こういう風に作っていたような・・茶」になってしまった。
日本と中国で鍼灸の教科書は同じなのだが、文革で失われた技術を日本が中国に伝えた結果だ。
もともと中国から教えて貰ったのだから、と全面協力したらしい。
台湾にいる茶師は文革にあっていないけれど、台湾でのお茶の歴史は清時代に福建省から烏龍茶の茶木を植えたことから始まる半発酵茶のもので、それ以前の煎茶の歴史は持っていない。
技術の継承・継続って難しいんだなぁと思うお茶事情。
今回調べていて知ったのだが、京都には「京都番茶」と呼ばれる独特の製法のものがあるらしい。
私が幼い頃「おいし~~~」って飲んでいたのは京都だったから、その後奈良に移って番茶を飲んでも「??違う」となったのはそのせいだった!
(その場所の水道水は地下水でめちゃくちゃ美味しかったというのも関係ありそう)
今度京都番茶を買ってみよう。
懐かしい味に出会えるかな?
焙じるか焙じないか、使う茶葉も3番茶、4番茶を使うかも、その地方によって違うとか。
京都のは、3番茶以降じゃなくて焙じてあるのがふつうらしく、他のところのよりおいしいのかも?
お水のおいしさなら、山梨だって負けないぞ~!